interestingの発音は「インタレスティング」じゃない!【TRの法則】

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ネイティブは、interestingを「インタレスティング」とは発音しません。

そこには英語の発音ルールが関係していて、それを攻略すれば、他のいくつもの単語の発音も、ネイティブのようになります!

この記事では【interestingの発音解説】と【必須の英語の発音ルール紹介】をします。

みなさんもこれを読んで、英語らしい発音をゲットしてください!

プロフィール
プロフィール
M

・TOEIC960点
・元英会話スクール講師

・アメリカ留学(高校&大学 計2年)
・ホームステイ(小5ロシア 小6アメリカ)

・1歳から家に海外の人が来ていた
 (計50人をホームステイ受け入れ)

interestingの発音は「インチュレスティング」

interestingはカタカナ読みでは「インタレスティング」ですが、ネイティブの発音の仕方は、「インチュレスティング」です。

本当にそんな言い方してるの?と半信半疑になるかもしれません。

でも、本当なんです!それは、【英語の発音ルール】が関係しています。

まずは、動画でinterestingのネイティブの発音を確認してみましょう!

実は「チュ」の発音になるのは、ネイティブの発音に近づくには必須の、TRルールが関係しています。

そのルールを知っていると、他のたくさんの単語も、自然できれいに発音できるようになるので、詳しく解説します!

TR=チュの発音ルール

英語では、”tr”が組み合わさると「チュ」の発音に変化するルールがあります。これは、アメリカ英語も、イギリス英語も該当します。

基本的には以下のように、trがくっついたスペルの単語が「チュ」になります。

  • try チュライ
  • true チュルー など
interestingはちょっと珍しい例で、tとrの間に”e”が入っていますが、TRの発音法則が起きます。

trは、単語の始めだけでなく、真ん中や終わりの方にあっても、その発音変化は適応されます。

「チュ」の発音になるものは、実は、日常でよく使う簡単な英単語でも数えきれない程あります。

ここではその単語例を紹介します!読みながら口に出して、練習してみましょう。

“tr”がつく単語の例

trがつく単語はたくさんあるので、以下の4パターンに分けて紹介します!

頭にtrがつく単語の例
最初にTRが付く例
発音
travelチュラブル
treeチュリー
traditionalチュラディショナル
tripチュリップ
trustチュラスト
trainチュレイン
trainingチュレイニング
trickチュリック
trafficチュラフィック
M
M

Tracy(チュレイシー)など人の名前や、場所の名前も該当します!

途中にtrがつく単語の例
途中にtrが付く例
発音
strawberryスチュロウベリー
extraエクスチュラ
countryカンチュリー
electricエレクチュリック
streetスチュリート
controlコンチュロール
strongスチュロング
actress
女優
アクチュレス
straightスチュレイト
ultraアルチュラ
中・上級者向けtrがつく単語

他にも、少し難しい単語にも、trはたくさん入っています。

  • concentrate 集中する
  • strategy 作戦
  • structure 構成
  • introduce 紹介する
  • central 中央の
  • transportation 交通の
  • industry 産業
  • tribe 部族
  • distribute 分配する
  • demonstrate 示す

挙げるとキリがないのですが、いかに普段から頻繁に使う単語にtrが入っているかが、分かりますね。

M
M

これだけの単語にtrは入っているので、この法則一つ抑えれば、英語全体の発音の印象が変わりますよ!

trの発音になる例外

tとrがくっついてなくても、「チュラ」の発音に変化するケースはあります。

interesting

スペルでは間にeがありますが、音はtrが繋がって「インチュレスティング」と発音します。

histor

tとrの間にоはありますが、「ヒスチュリー」と発音できます。

人によって、ヒストリーと発音する人も。どちらでもOKです!

literally 

イギリス英語では「リチュラリー」と発音します。

アメリカ英語の発音は「リレラリー」。
tが「レ」の発音になるのは、【フラッピングT】という発音ルールが関係しています!↓

“tr”の発音の練習例文

trを「チュ」で、発音練習してみましょう!

Tracy planed trees on the street.

I think traveling and trying traditional food is interesting.

最初は違和感があると思いますが、何度も口にしていると慣れてきますよ。

DR=ジュの発音ルール

TRの発音変化と一緒に覚えておきたい、DRの発音ルールも解説します!

dとrが続くと「ジュラ(ヂュラ)」の音に変わります。

このdrのパターンも、身近な単語にもたくさんあります。

例えば、dreamは「ドリーム」ではなくて「ジュリーム」driveは「ドライブ」ではなくて「ジュライブ」。

本当に?と信じられないは、この動画で聞いてみてください。はっきり「ジュ」と聞こえますよ!

英語の発音変化は、どれも、より言いやすくするために起きる現象です。

みなさんも、口に出してみてください。「ジュラ」と発音した方が、口が動かしやすくスムーズに言えると感じると思います。

drがつく単語の例

以下の3パターンに分けて、単語一覧を紹介します!

頭にdrがつく単語の例
最初にdrがつく単語の例
発音
drinkジュリンク
dropジュロップ
dryジュライ
drumジュラム
drawジュロー
dragonジュラゲン
dressジュレス
dramaジュラマ
drugstoreジュラッグストア
途中にdrがつく単語の例
途中にdrがつく単語の例
発音
addressアジュレス
hundredハンジュレッド
childrenチルジュレン
laundryランジュリー
airdropエアジュロップ
bedroomベッジュルーム
Andrewアンジュルー
Adrianエイジュリアン
M
M

名前は特に、ネイティブのように「ジュ」で発音しないと、呼んでも気づいてくれないことが多いです…!

drがつく中・上級単語の例
  • draft 下書き
  • withdraw(お金を)引き出す
  • fundraise 資金調達
  • drought 干ばつ
  • syndrome シンドローム
  • dehydrate 脱水する

“dr”の発音の練習例文

drがつく単語が一通り分かったところで、発音を練習してみましょう!

Adrian drinks in his bedroom. 

I dropped my children off at the train station. 

二つ目の文は、trの単語も出てきましたが、上手く発音できましたか?

発音の練習方法や、他の発音ルールは、このあと紹介します!

“tr”や”dr”の発音の練習方法

発音を練習する方法はこちら

音読

勘違いしている人が多いのですが、音読トレーニング(シャドーイング)は、ただ聞いた英語を口にすることではありません。

特に、今まで独学で音読していた人や、あまり成果を実感できなかった人は、やり方が惜しい可能性があります。

音読する英文の中にも、trやdrを含む発音ルールが使われているか意識して確認したり、手順を踏むことで、発音力やリスニング力は、ぐんぐん上達しますよ!

効果的な音読のやり方や、おすすめの教材はこちら↓

アプリ
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スピークバディ パーソナルコーチングは、AI英会話アプリを使った練習をしたり、コーチが発音のフィードバックをしてくれます。

専属コーチが毎日学習管理をしてくれます。課題の音声をチャットで送って、写真のようにコーチから細かいアドバイスがもらます。

なので、何か発音が違う気がするけど、どう直したら良いか分からない、という悩みが解決できるのが特徴です。

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「キクタン英会話」をベースにした内容で、英語のやりとりを練習できるだけでなく、発音判定の機能もついています。

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まとめ:interestingはTRの発音法則で「インチュレスティング」になる

trがつくと「チュラ」に、drがつくと「ジュラ」の発音になります。

なのでネイティブは、interestingは「インチュラスティング」、tryは「チュライ」、dreamは「ジュリーム」と言います。

他の発音ルールの説明記事は、こちらです↓

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