シャドーイングで口が回らない原因はこの5つ!対策法&コツを解説

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シャドーイングで練習していて、口が回らなくて困っていませんか?難しすぎて、イライラ・もどかしくなりますよね。

ポイントを押さえれば、速くスムーズに発音できるようになります!

そこでこの記事では、【口が回らない5つの原因】【シャドーイングのコツ】を紹介します。

みなさんもコツを知って、シャドーイングで発音を上達させましょう!

シャドーイングに限らず、英語が速く言えない人にも当てはまるので、ぜひ参考にしてください。
プロフィール
プロフィール
M

・TOEIC960点
・元英会話スクール講師

・アメリカ留学(高校&大学 計2年)
・ホームステイ(小5ロシア 小6アメリカ)

・1歳から家に海外の人が来ていた
 (計50人をホームステイ受け入れ)

シャドーイングで口が回らない5つの原因

音読のステップの1つに、シャドーイング(聴いた英語をマネして言う)があります。

このシャドーイングで口が回らない・ついていけない人は、以下の原因が考えられます。

順番に説明します!

力が入りすぎている

シャドーイングが上手くいかない大半の人に該当する原因が、力みすぎていることです。

みなさんも、発音練習を頑張ろうと、気づいたら方に力が入っていませんか?

一生懸命になりすぎると、顔に余計な力が入りすぎて速く発音できません。

  • 口の筋肉をリラックスさせて言う
  • はっきり言いすぎず、ゆるめに発音してみる

これがポイントです。

M
M

私の生徒さんも、これでスラっと言えるようになって、驚いていました。

音を繋げていない

例えばAnd I talked with the guy. をシャドーイングする場合。

<悪い例>
エンド/アイ/トークd/ウィズ/ザ/ガイ

この読み方だと、いくらネイティブでも速く口を動かすのは難しいです。

重要なのは単語と単語を繋げて(リンキングして)言うこと。

And I talked with the guy.は、以下の二か所を繋げて

<良い例>
ナイ/トークd/ウィ/ガイ

みなさんも口に出してみてください。これだけでグンと言いやすくなるはずです。

 

全部の文字を発音している

口が上手く回らないのは、ネイティブが発音しない音まで言おうとしているのも、原因かもしれません。

例えば、twentyという単語。

<悪い例>
トゥエンティ―

ネイティブ(特にアメリカ英語)はtを発音しないので、これだと速く言えません。

<良い例>
トゥエニィ(Tを発音しない)

このTを脱落させる発音ルールはリダクションといい、あらゆる単語で使われています。

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リズムを無視している

ネイティブはリズムをつけて英語を発音しているので、一定の単調なテンポで英語を読んでいると、同じようには言えません。

<悪い例>
I / want / an / apple.
単語毎にリズムを刻み、2拍で言う
手拍子をしながらこの文を読み、4回手を叩く場合は4拍で言ってしまっています。
<良い例>
I want an apple.
“I”と”apple”で拍をとり、2拍で言う

手拍子をして、Iとappleの時だけ、手をたたく言い方です。

このように、英語特有のリズムが取れていないと、口がなかなか回りません。

教材のレベルに合っていない

シャドーイングの教材は自分のレベルに合っていますか?音源は速すぎないですか?

口が回らないのは、いきなり速すぎる英語をマネしようとしている場合もあります。

特にニュース・映画・ドラマは、ネイティブ同士が理解する前提の発話スピードです。

野球で例えるなら、バッティングの練習を始めた子が、いきなりプロの打球で打とうとしているのと同じです。
まずは自分に合った速度から練習して、徐々にスピードを上げると着実に上達できます。
のちほど、レベル別のおすすめ教材を紹介します!

シャドーイングのコツ

詳しく解説します!

リンキング(音を繋げる)

単語同士を繋げて発音すると、口を動かしやすくなります。

Don’t you? もドント ユーではなく、ドンチュと言います。

音が繋がるパターンは主にこの3つ

  1. 子音+子音 This shirt ディシャーt
  2. 子音+母音 And I エンダイ
  3. 母音+母音 so old ソーオールd

基本的にはこれ沿って音を繋げますが、人によって、いつも繋げるもの・分けて発音するもの癖は違います。

音読練習の際には、音源の話者のリンキングの癖を意識して、真似してみましょう!

リンキング法則や例は、こちらで詳しく解説しています↓

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リダクション(音を脱落させる)

文字にはあるけど、発音しない・すごく弱く短く言う音を意識して、シャドーイングしましょう。

リダクションする(脱落させる)のは、この3パターンが基本です。

  1. 破裂音 t/ p/ k/ b/ d/ g
  2. 単語内のnt
  3. 同じ子音が続くとき
リダクションの例
  • but バッ
  • internet インナーネッ
  • with the

より詳しくリダクションを知りたい人は、こちらでどうぞ!

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リズム(強弱)

英語のリズムのポイントは、この2つです。

  • 重要な単語を強くゆっくり言う
  • 重要度が低いものは、弱く短く言う

重要かどうかは「相手がその言葉を聞き逃したら、文脈を理解できないかどうか」。

なので基本的には以下のような単語は、弱く速く発音します。

The ower of a dog looked at him and smiled. 

聞こえたのが黒字の単語だけでも、大まかな意味は解りますよね!赤字の単語はとても弱くボソッと言いましょう。

M
M

余計な力が入ると力むので、強調単語だけゆっくり言う感覚です!

英語の強弱【上級編】

 

Did you buy shoes AND pants!? クツもズボンも買ったの?!

と言いたいときは、「両方とも」を強調したいのでandを強く言います。

慣れてきたら音読教材が、どんな意図で単語を強調しているのかも、考えてみてくださいね。英文の意味をより深く理解できるようになりますよ!

自分に合った教材の選び方

自分の英語レベルに合った教材選びは、シャドーイングを効果的にするカギです。

教材選びのポイントはこの4つです。

シャドーイング教材選びのポイント

  1. 単語や内容のレベル
  2. 音声の速さ
  3. 解説の分かりやすさ
  4. 英語の種類

特に独学で音読練習をする人は、解説が分かりやすいものがオススメです。

レベル別におすすめの教材を紹介します!

なりきり英語音読(初級)

【ポイント】

  • レベル:日常でよく使う初級フレーズ
  • 速さ:ややゆっくり&普通の2段階
  • 解説:サマー先生の解説動画が見れる
  • 英語:アメリカ英語のみ

7・8語の短いフレーズ単位で、一文ずつ音読練習をする教材です。

ENGLISHジャーナル(中級)

【ポイント】

  • レベル:俳優との対談など中級英語
  • 速さ:普通~やや速い
  • 解説:詳しく、分かりやすい(音読の手順、重要単語、話者の話し方の特徴など
  • 英語:米・英・豪

英語学習者向けの月刊雑誌で、音楽や映画のインタビューなど、内容も純粋に楽しめます。
一つの雑誌に、それぞれ話す速度や英語の種類が違う複数の対談が載っているのも、特徴です。

(2023年1月号をもって休刊していますが、発行済みのものをネットや書店で販売しています!
CNNニュース・リスニング(上級)

【ポイント】

  • レベル:実際のニュース内容
  • 速さ:やや速い・速いの2段階
  • 解説:少ない
  • 英語:米・英・豪

実際のニュース音声を、そのまま切り抜いて収録した教材です。世界の時事ニュースで音読練習でき、米/英/豪の全てが収録されています。
ニュースなのでとても早口で、単語・表現の難易度も高いです。

音読の効果的なステップを知りたい人は、こちらから!

シャドーイングで口が回らない対策法

  • 自分のやり方が合っているか不安
  • 上達している実感がない
  • リスニング/発音を確実に上達させたい

このような人は、プロに音読添削をしてもらう方法もあります。

英語学習コーチング【プログリット】



たくさんある英語のコーチングの中でも、【PROGRIT(プログリット)】は音読を添削してくれるのが特徴です。

  • 音読音声を提出し、添削アドバイスが毎日もらえる
  • 英語力を分析&学習計画を作成
  • 専属コーチが毎日の学習をサポート
  • 月190,300円(30日間の全額返金保証あり)

細かい発音まで聞き取って直してもらえるので、自分の発音の癖や間違いに気づけます。

無料カウンセリングは英語力診断をしてくれます。独学をする人も、その結果を参考にして、より効果的な音読練習に活かすのもおすすめです。

公式サイトはこちら↓

 【PROGRIT(プログリット)】

スピークバディコーチング

シャドーイングではなくて、英会話フレーズの発音フィードバックが欲しい人は、スピークバディ パーソナルコーチングがおすすめです。

毎日課題のスピーキング音声を提出し、コーチがフィードバックをくれます。

  • スピーキング課題を提出&フィードバックをもらえる
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まとめ:シャドーイングは発音ルールを意識

シャドーイングで口が回らない人は、以下の5つを意識しましょう。

  1. リンキング(音を繋げる)
  2. リダクション(音を脱落させる)
  3. リズム(強弱)
  4. 自分に合った教材選び

頑張って言おうとしすぎると、力んで口の動きが遅くなるので、口をリラックスさせるのもコツです。

また、力を抜く箇所や発音の法則が分かると、シャドーイングがしやすくなるので、オススメです!

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