iPhoneのSiriを活用!英語の発音練習・発音チェック

Siriで発音練習 発音のコツ
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Siriの設定を英語にするだけで、気軽にできる発音練習。
自分の発音がどれくらい通用するのか、気になりますよね。

そこで今回は、Siriの発音チェックでおすすめの単語&練習文を紹介します!

この記事がオススメな人
・Siriで本当に発音練習ができるか気になる
・Siriを使った発音チェック法が知りたい
・Siriに自分の発音を聞き取ってもらえない
・Siriで使える英語表現が知りたい
発音のコツや注意点も説明しているので、ぜひ練習の参考にしてください!
プロフィール
プロフィール
M

・TOEIC960点
・元大手英会話スクール講師
・アメリカ留学(高校/大学 計2年)

Siriの設定手順

Siriの設定方法を説明します。

すでに設定済みの人は、こちらの例文リストにどうぞ!

STEP1 「設定」を開く
STEP2 「Siriと検索」を開く
STEP3 Siriをオンにし英語を設定する
  1. 「Hey Siriを聞き取る」をオン
  2. 「サイド(ホーム)ボタンを押してSiriを使用」をオン
  3. 「ロック中にSiriを使用」をオン
  4. 言語を「英語」に設定(発音練習したい種類の英語に設定)

これで、Siriの設定は完了!「Hey Siri」と話しかければ、いつでもSiriを起動できます。

Siriを活用した発音練習のメリット

Siri機能を使った発音の練習には、以下のようなメリットがあります。

・無料で発音チェックができる
・24時間いつでも練習できる
・一人で練習できるから、恥ずかしさがない
・アメリカ英語、イギリス英語といった細かい設定ができる

英語の上達には、いかに英語に多く触れるかが重要です。

そこで、Siriを使えば気軽に楽しく練習ができて、隙間時間を活用できます!

Siriで発音チェック!単語&例文リスト

初級・中級レベルごとに、発音チェックにおすすめの単語&それを使った文を紹介します。

Siriは文脈で判断しているので、文章で話しかけると
「間違った発音だけど、Siriが文脈から判断し、正しい言葉で解釈してしまう」
ということがよく起こります。

ですが、この記事ではちゃんと発音練習ができる例文を厳選しました!
「間違った発音でも、文脈で勝手に正しく理解」が起こりにくい文を、筆者が検証した上で紹介しています。(人によって違いはあると思います)

※この記事で取り上げているのは、全てアメリカ英語の発音です。

【初級レベル】単語&例文リスト

まずは、みなさんに練習してほしい基礎的な発音から、紹介します。

基礎と言っても、日本人には慣れるまで難しい音ばかりです。

いくつ聞き取ってもらえるか、みなさんも単語オンリーと練習文の両方で、挑戦してみましょう!

発音のコツも説明していて、あいうえのフォニックスの参考動画も載せているので、ぜひ参考にしてください。

Whの発音練習
  • what / why / where…
  • white

<例文>
What day is it today?
I want a white bag. 

意外と間違った発音をしている日本人は多いです。
コツは「ホ」を言わずに「ワイト」と発音すること!
hとfの発音チェック

・hood / food

<例文>
I want some food.
Does it have a hood?

コツは、fは下唇を軽く噛んで言うこと!
bとvの発音チェック
  • berry / very
  • best / vest

<例文>
Do you have a very good berry?
They sell the best vest. 

fと同様、vも下唇を軽く噛んで言うのがポイント!
rとlの発音チェック
  • right / light
  • rock / lock f

<例文>
It’s on the right / light.
He forgot to rock / lock. 

Rは下を巻く(後ろに引っ込ませる)イメージでやるときれいに発音できます!
sとshの発音チェック

・see / sea / she
・seat / sheet 

<例文>
The sea / She is beautiful.
She has a seat / sheet.

sは「スィ」のように、shは静かに!ときの「シー!」と同じ音です。
trの発音チェック

・try
・control

<例文>
Can I try this remote control?

これも日本人が間違いやすい発音!
trは「ト(ラ)」ではなく「チュ(ラ)」と言うのが、正しい発音です。
drの発音チェック

・dryer
・drum

<例文>
Where can I get a dryer/ drum?

drは「ドラ」ではなく「ヂュラ」と発音します!
Siriに正しく聞き取ってもらえましたか?
 
上手くできない、発音をよくするコツが知りたい人は、こちらの解説をぜひ参考にしてください!
 

【中・上級レベル】単語&例文リスト

続いて、さらに難しい発音を紹介します。

中には、先程の初級レベルより、音や単語、例文の難易度が高くなっています。

正直全体的にだいぶ難しいですが、ぜひ挑戦してください!

thの発音チェック

・throw(投げる) / slow
・think / sink(沈む)

<例文>

  • You should throw it now.
  • You should slow down.
  • What do you think about my idea? 
  • This doesn’t sink in the sea. 
thは舌を軽〜く噛みながら発音すると、きれいな音になります!
rとlの発音チェック
  • fry / fly
  • pray(祈る)/ play
  • correct (正す)/ collect (集める)

<例文>

  • Do they fry/ fly here?
  • Let’s pray/ play together.
  • Would you correct/ collect my paper? 
rは舌を巻いて(後ろに引いて)
Lは舌で上の歯の裏を触って発音するのがポイントです。

・girl
・world
・really

<例文>
She is the most beautiful girl in the world. 

rlのセットは、まず舌を巻いて(後ろに引く)、そのあと舌を上顎につけます
reallyは「レアリー」ではなく、「リ(r)ーリ(l)ー」と発音しますよ。
 
bとvの発音チェック
  • trouble / travel
  • boat / vote(投票する)

<例文>

  • I got in trouble. / I want to travel.
  • Where can I rent a boat? / Who should I vote for? 
vは下唇を軽く噛んで発音します。
アの発音チェック

・hot  / hat 

<例文>
It’s very hot without a hat. 

hotは日本語の「あ」の音で、hatは口を大きく「エ」の形にして「ア」と言います。
  • low / law
  • row / raw
(特にlowは、Siriが正しく聞き取らないことも。辞書の音声機能を聞かせても、正しく認識されませんでした。。
なので、lowは単語でなく文での発音チェックをおすすめします!)

<例文>

  • Is the temperature low tomorrow?
  • It’s part of the law.
  • Should I sit in the first row?
  • I don’t like raw fish. 
lowとrowは「オウ」の発音で、最後は口をしっかりすぼめます。
lawとrawは日本語の「あー」と同じように伸ばして言います。
 
音が似てる単語の練習

・work / walk

<例文>
I don’t want to work/ walk today.

workは舌を巻いて「ワーク」。
walkは日本語の「ウォーキング」と同じ母音で「ウォーク」。

・really / rarely 

<例文>
I really/ rarely need your help.

really は「リ(r)ーリ(l)ー
rarelyは日本語の「レアな」と同じ語源なので「レアリー」となります。

・caught (catchの過去形)/ court (法廷)

<例文>
Who caught the fish?
The court is restricted. 

caughtは日本語の「カート」に近い音です。cortは舌をしっかり巻いて「コーrト」。
だいぶ難しいものが多かったかと思います。
 
発音を良くするコツは、こちら!

Siriで使える便利な英語表現集

日付・時刻を聞く

・What day is it today?  今日は何曜日?

・What’s the date today? 今日は何にち?

・What time is it? 今何時

天気を聞く

・How’s the weather (today)? 天気はどう

・How’s the weather going to be tomorrow (in Tokyo)? 明日の天気は

・Is it hot or cold today (in Tokyo)? 今日は寒い?暑い?

・Is it going to rain today (in Tokyo)? 雨降る予定?

タイマー・アラーム機能

Set a timer for 3 minutes.  3分のタイマーをかけて

Wake me up in an hour. 1時間後に起こして

Set an alarm for 8 am tomorrow. 明日の8時にアラームかけて

メモ・リマインダー機能

Take a note. ”Buy tomatoes and onions.” (メモしたい内容を言う)

Remind me at 11 tonight to call mom.
今夜11時にお母さんに電話するって、思い出させて

音楽を聞く

  • Play Disney(歌手名) music.  
  • Play “Let it go”(曲名).
  • Play songs forstudying/ working/ working out 筋トレ/ driving. ○○する時の曲かけて
  • Turn down/ up the music. 音量上げて/下げて
流れている曲を尋ねるのも、英語でできます!
  • What song is this? この曲何
  • Who’s singing this song? 誰が歌ってる曲

英語の質問をする

What does ○○ mean in Japanese? ○○は日本語でどういう意味? 

How do you spell ○○? ○○の綴りは?

What’s the difference between “tell” and “say”? tellとsayの違いは?

こちらの記事でも、発音について解説しています!

Siriで発音チェック時のポイント

Siriを使う際は以下のことを、覚えておきましょう!

Siriを使うときの注意点

  • 実際の会話は、Siriより伝わりやすい
  • Siriの聞き取りは厳密ではない
  • Siriだけでは具体的な間違いや、直し方が分からない

実際の会話はSiriより伝わりやすい

実際にSiriを使って発音チェックしてみたけど、想像以上に聞き取られなくて落ち込んだ・・
という人も多いかと思います。

ですが、Siriよりも実際の会話の方が伝わりやすいです!
相手が人の場合は、文脈や表情、ボディーランゲージからも汲み取ってもらえるからです。

なので、Siriが聞き取ってくれない言葉でも、人には伝わったりするので落ち込まないでくださいね!

Siriの聞き取りは厳密ではない

Siriはあくまで音声アシスタント機能なので、厳密な発音チェックはできないことを忘れずに!

Siriは文脈で聞き取るので、いくら発音が合っていても、違う言葉として認識することもあります。

聞き取ったものが不自然な文章だと「本当はこう言いたいんだよね」と自動的に直して解釈してしまうんです。

発音の間違いや直し方は分からない

また、Siriは専用の発音チェッカーではないので、詳しい評価ももらえません。なので、具体的に何が良くないのか、分からないままです。

実際の先生なら「rの音を、もう少し長く言うといいよ」などと具体的なアドバイスをもらえ、それを元に直せますね。

私が先生として発音指導をして感じたのは、自分の発音の癖や違いは、本人は気づけないということ。
実際に、”what”の発音が認識率が低いと、悩んでいた方がいました。その方の発音を聞いて、発音の癖と直し方を教えたところ、「今までずっと原因が分からなかったのに、アドバイスを実践したら、すぐに改善してびっくりしました!」と効果がすぐ出ていました。

なので、Siriを使った発音チェックは、発音が良くなる練習法というより、あくまで今の自分の発音を無料レベルの精度でチェックすると思って使うのがおすすめです。

しっかり発音を上達させたい人は、発音専門英語コーチング【ハツオン】シャドーイング添削アプリ【シャドテン】で、プロにアドバイスをもらうのが、おすすめです。

まとめ

また、Siri機能を活かした便利な英語表現もお伝えしましたね。

みなさんはどれくらい、聞き取ってもらえましたか?

Siriの発音チェックで使える単語&文章を紹介しました。

Siriを使った発音練習のポイント
  • スキマ時間に発音練習ができる
  • 発音専用ツールではないため、発音が違っても文脈で判断される
  • Siriで実力をチェックし、具体的なアドバイスはプロにもらうと確実に上達する

英語の発音に自信をもてるよう、応援しております!

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