アメリカ人はManhattanを「マンハッタン」とは言いません。
実は、アメリカ英語特有の発音ルールが使われ、日本人にとって言いにくい音に変わります。
この記事では、そんなManhattanの言い方を解説します!
マンハッタンの正しい発音
Manhattanはアメリカ英語では「マンハッタン」でなく、「マンハッン―」と発音します。
“ttan”の音が変化し、「ッン―」となります。
“ハ”にアクセントを付けて強く言い、「マンハッン―」と言いましょう。
それを踏まえて、会話中での、実際のネイティブの”Manhattan”の発音を聞いてみましょう!
なぜ「マンハッン―」と音が変化するかは、英語の発音ルールが関係しています。
その発音法則は、このあとで解説します!
マンハッタンのイギリス英語の発音
Manhattanを「マンハッン―」と言うのはアメリカ英語で、イギリス英語は日本語での言い方と似ていて、「マンハッテン」と発音します。
Tをカタカナと同じように言い、アメリカ英語とは、アクセントの位置も違って「マンハッテン」のように「マ」を一番強く言います。
Manhattanを「マンハッン―」と発音する理由
Manhattanのtが「ンー」という音になるのは、英語には【グロッタルT】または【glottal stop】という法則があるからです。
- tan/ ten/ tonなどtのあとにnが来ると、tを飲み込むように発音する
- 単語の頭のt+nには適応しない(tangoなど)
この法則で、important「インポーンー」など、日常でよく使う他の単語も発音が変わります。
とはいえ、「ンー」ってどう発音したらいいの?と困るかもしれません。
こちらに、グロッタルTの解説や発音のコツ、使う単語一覧を載せています↓
まとめ:Manhattanの発音は「マンハッン―」
Manhattanは、英語のグロッタルTという発音法則によって「マンハッン―」と発音します。
飲み込むように言うのでコツが必要ですが、これができると、ネイティブにさらに近い発音が身につきますよ!
他の英語の発音ルールを知りたい人は、こちらを参考にしてください↓
①Tの音の変化【フラッピング】
②音が繋がる【リンキング】
③音が脱落する【リダクション】