日本人にとって英語の発音が難しいのはなぜ?理由と対策法を解説

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英語の発音が難しくて困っていませんか?

どう頑張っても、うまく発音できない音もありますよね。

それは「日本語と英語は、発音の構造が違うから」です。

この記事では【英語の発音が難しい5つの理由】【発音が上達する方法】を解説します!

この記事がオススメな人

  • 英語の発音が難しい
  • 聞き分け・言い分けができない
  • きれいに発音できるようになりたい

難しい発音も、正しく練習すれば大人でもできるようになります!

今すぐ練習できる方法も紹介しているので、さっそく今日からやってみてください!

プロフィール
プロフィール
M

・TOEIC960点
・元大手英会話スクール講師
・アメリカ留学(高校/大学 計2年)

日本人にとって英語の発音が難しい理由

日本人が英語を聞きとったり、発音するのが難しいと感じる理由は、日本語と英語の言語的な違いです。

まずはその違いを見ていきましょう。

一つずつ解説していきます!

英語は母音の種類が多い

英語は日本語より母音の発音の種類が多いです。

日本語の母音は「あいうえお」の5つですが、アメリカ英語は21つ、イギリス英語は19つの音素があります。(参照 :Babbel)

(種類分けの仕方によって母音の数は変わるので、研究者によって提唱している数は多少異なります)

日本語では使われない母音が、英語にはたくさんあるので、「違いが聴き分けられない」「うまく発音できない」となるのも納得ですよね。

日本語にはない子音がある

英語の子音も、日本人には発音が難しい理由です。

難しい子音を含んだ単語の例を、後ほど紹介します!

<英語の子音の例>

  • RとL
  • VとB
  • FとH
  • TH
  • W/ WH
  • SとSH

日本語にはない音は、聞き分けができないので、きれいに発音することも難しくなります。

難しい子音を含んだ単語の例を、後ほど紹介します!

英語はスペルと発音が違う

英語は、スペル(文字)と実際の発音が違うパターンがあります。

なので、日本人が文字を見て想定する発音が、間違っている場合がよくあります。

文字と実際の発音が
異なる単語
work×ウォーク
〇ワーク
walk ×ワーク
〇ウォーク
travel×トラベル
〇チュラブル
clothes
(洋服)
×クロージーズ
〇クローズ
law
(法律)
×ラウ
〇ラー
warm
(暖かい)
×ワーム
〇ウォーム
honest
(正直)
×ホーネスト
〇オーネスト

このように、スペルに惑わされて、間違った発音の先入観がついてしまい、正しく発音できないケースも多くみられます。

音が変化する

英語を自然に話すには、音を繋げたり変化させる発音も重要です。

それをせずに発音していると、どうしても英語らしさに欠ける、日本語っぽい発音になってしまいます。

  1. リンキング(繋がる)
  2. リダクション(脱落する)
  3. フラッピング(変化する)

この3つが特に多く使われる発音ルールです。

リンキング(繋がる)

リンキングとは、音同士を繋げて発音することです。

  • And I エンダイ
  • Don’t you? ドンチュ

子音同士、母音同士、子音+母音がくっつくパターンがあります。

詳しくはこちらで解説しています!

リダクション(脱落する)

2つ目は、特定の音を発音しない・弱く発音するリダクションです。

  • 破裂音(t/ p/ k/ b/ d/ g)
  • 同じ子音が重なるとき
  • 無くても意味が伝わる単語
  • 代名詞(heなど)のh

主にこれらの音が消えたり、聞こえるかどうかの弱さで発音します。

  • but バッ
  • going ゴーイン

リダクションを習得すると、速く話せるようになります。

具体的なルールや、例を知りたい人はこちらから!

フラッピング(変化する)

フラッピングとは、Tの音が母音と繋がり、日本語の「ラ行」や弱い「d」の音に変わることです。

  • water ワーラー
  • party パーリー
  • Let it go レリゴー

このように変化するのが、フラッピングです。

RともLとも違うので、慣れるまで上手く発音できないかもしれません。

フラッピングについて詳しい説明は、こちらです。

このように、単語単位でも文の中でも、英語は音がたくさん変わるので、日本人にとって英語らしく話すのが難しいんです。

発音リズムが日本語と違う

英語を発音するのが難しいのは、音だけでなく、その強弱・リズムも関係しています。

日本語:一文字ずつリズムをとって(拍をとって)言う
英語:文字の数に関係なく、拍数が短い
これを音節(リズム)というのですが、文字だと分かりにくいので、動画も入れておきます!
3分程度で、とても分かりやすく説明されています。
動画の例をまとめると、
  • ねこ:「ね・こ」で2拍
  • cat:「catをまとめて発音」1拍
  • thought:文字数は多くても、1拍

英語は母音でリズムをとり、子音は母音にくっけて発音します!

M
M

逆に、このリズムを意識すれば、とてもきれいに発音できますよ。

日本人が発音が難しい単語

日本人が発音するのが難しい単語を3つの種類で紹介します!

  1. 母音・子音が難しい単語
  2. 発音のし分けが難しい単語
  3. カタカナ英語が定着している単語

①母音・子音が難しい単語

really

レアリーではなく、「ウリーリー」と言いましょう。

よく使う単語なので、これが言えると印象がグッと変わります!

white/ why

Whが苦手な人は多いですね。

ポイントは、ホを言わずに「ワイト」「ワイ」と発音することです。

実は「ワイシャツ」という単語も「Y シャツ」ではなくて「white shirt(白いシャツ)」の英語から来ています!
drink

drは「ドラ」ではなく「ヂュラ(ジュラ)」という音に変化します。

なのでdrinkは「ジュリンk」。これでみなさんも、通じるはずです!

drive, dreamなど、dr「ジュラ」がつく日常単語はたくさんあるので、知っておくと便利です!
travel

travelも間違って発音している日本人が多いです!

trは音が変化して「チュラ」となり、velは”e”は発音しないので「ブル」となります。

travel「チュラvl」(vlは母音が無いので、子音だけ発音します)。

tr=チュラの発音法則はこちらで、詳しく解説しています↓

definitely

definitely(絶対)は日常会話でネイティブがよく使う、便利な単語です。

日本人も中・上級者で使っている人を見ると、「英語ができる人だな!」という印象を受けます。

長いので発音しづらいですが、コツはtを言わないこと!

「デフィニリー」と言うと、とても自然に聞こえます。

definitelyの使い方は、Of couse!(もちろん!)の代わりや、文中でYou will difinitely like it.(絶対気に入ると思う!)などです。
stir(混ぜる)

よく料理の手順で使われる単語”stir”も、日本人にとって難しい発音です。

「スタrrr」という感じで舌を強く巻いて、言います。

stir-fry(炒め物)と言う単語も、料理関係でよく使われます。
girl/ world

Rで下をよく巻き、Lは「ル」と言わずに、舌を上あごに当てるだけ。

難しすぎる!と言う人は、この動画を参考に練習してみてください!

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②言い分けが難しい単語

seeとshe

seeはスィ―を素早く言うイメージで。

sheは「静かに!シー!」と同じときの発音で。

singとthing

sing(歌う)は「スィング」のように言い、thing(もの)はthで舌を軽く噛んで言います。

foodとhood

「食べ物」と「(洋服の)フード」で全然意味が違ってしまうので、要注意です。

fは下唇を軽く噛んで言います。

M
M

私も留学中foodとhoodが間違って伝わってしまい、相手が混乱していました。

fryとfly

fry(揚げる)とfly(飛ぶ)も、意味が全く異なるので、言い分けましょう!

会話中に困惑している外国の人を、結構見かけます。

RとLの言い訳のポイントは、Rは舌を巻く(奥に引っ込める)。Lは舌を上あごに付けます。

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③カタカナ英語が定着している単語

日本語としても使われているカタカナ英語は、英語も同じだと思って使う人も多いですが、

実は間違った発音のものが多いです!

ユーモア

humorは「ヒューマー」と発音します。Hも発音するので注意!

サラダ

日本人がなかなか通じない単語ランキングトップが、salad。

ファストフード店やレストランで伝わらずに困っている人を、何度も見かけました。

通じない原因は、最後に「ダ」と言ってしまうから。

これは子音で終わる単語なので「サラd」「サラドッ」という感じで発音します。

インターネット

「インターネッt」は、イギリス英語の発音です。

アメリカ英語では、真ん中のtが消えて「インナーネッ」と言います。

コーヒー

コーヒーも、飛行機の機内で伝わらずに、困った経験がある人も多いのでは?

ネイティブに通じない原因は【母音とFの音】です。

口を大きく開いて「カー」、下唇を軽くかんで「フィー」、繋げると「カーフィー」と言います。

 

できない英語の発音の対策法

日本語と英語は発音の構造が違いますが、正しく練習すれば、大人でも発音できるようになります!

発音ルールを知る

「英語の発音の構造が知りたい」「覚的に学ぶのは苦手」と言う人は、発音ルールを一通り知っておくのがおすすめです。

今回この記事でも、色々と紹介しましたね。

一番大事なのは、知識を得るだけでなく、何度も練習することです!

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音読(シャドーイング)練習

音声を聞いて、英語の発音ルールを意識した上でマネをする「音読(シャドーイング)」は、効果的な練習法です。

私もTOEICのリスニング対策として音読トレーニングをして、1ヵ月で90点あがりました。

効果が出る音読のやり方・教材選びはこちらで紹介しています。

音読をしたことがある人はわかる思いますが、一人で取り組むのは正直結構むずかしいです。やり方が合っているのかわからず、不安になるんですよね。

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日本人が英語の発音が難しい理由は、言語的な違い

日本人が英語の発音を難しいと感じる理由は、日本語と英語の仕組みの違いです。

  • 日本語にはない母音や子音がある
  • リズムが日本語と違う
  • 音の変化ルールがある

他にも、カタカナ英語の発音が定着していたり、スペルから間違った発音を想定してしまうことも、日本人が発音で苦戦する原因です。

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