TOEICとは?特徴&受験するメリットを徹底解説!

TOEICのメリット
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「TOEICを受けた方が良いと聞くけど、実際どうなの?」そう疑問に思いますよね。

テストを受ける時間やお金も無駄にしたくない。

そんな、受けるべきか迷っている方のために、何度も受けて960点を取った私が思う【TOEICの本当のメリット】をお話しします!

この記事はこんな人におすすめ!
自分がTOEICを受けるべきか知りたい
・TOEICを持つメリットを知りたい
・スコアの活かし方を知りたい

TOEICは広く知られていますが、全員が受けた方が良いという訳ではありません。
その特徴をよく理解した上で、自分に必要かどうかを判断することが大切です。
みなさんにとってメリットがあるのか、これを読んで答えを見つけてください!
プロフィール
プロフィール
M

・TOEIC960点
・元大手英会話スクール講師
・アメリカ留学(高校/大学 計2年)

TOEICとは

TOEIC(正式名称「TOEIC Listening & Reading」) は、主にビジネスシーンを想定した、聴く力と読む力を測るテストです。受験者は、大学生や社会人が多いです。

TOEICの主な特徴

  • 計200問(2時間)
  • マークシート(記述問題なし)
  • 最低10点、満点990点
  • 合否なし(スコア形式)

正確にはTOEICには「Speaking & Writing 」という話す力と書く力を試すテストや、「TOEIC Bridges」という初級者/学生向けの種類もあります。

ですが、一般的にTOEICと呼ばれているのは、リスニングとリーディングのTOEIC Listening & Readingです。

TOEICを受けるメリット

TOEICを受けると何に役立つのか。3種に分けて、早速利点を紹介していきます!

TOEICを受けるメリット9つ

一つずつ詳しく説明していきます!

TOEICのメリット【仕事】

TOEICスコアを持っていると、学生や社会人は自分が進む道の選択肢が増えます。

学校や仕事で具体的にどんなメリットがあるか、紹介します。

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就活でアピールできる

TOEICスコアは、就活で英語力のアピール材料になります。

英語が得意なことを、客観的指標で示すことができます。大手企業でまず書類選考を突破するにも、TOEICのように履歴書に書ける資格は有効的です。

特に学生はみんな似たような経歴なので、企業側は大差がなくて選考に困ることも。そのときに、TOEICのスコアがより高かったため選ばれた、というケースもあります。

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英語・国際系学部の人は、他の学生より英語が得意な前提なので、700点以上が望ましいです。それより低いと、逆に学校での学びが少ないと思われてしまいます。

就活・転職の選択肢が増える

一定のTOEICスコアを応募条件にしている企業や業種はあります。

TOEICは160ヵ国で実施しており知名度が高いテストなので、英語力の判断基準の1つとして日本企業でも広く使われています。

特に、まだ自分のキャリアが明確に決まっていない人や、少しでも海外系の仕事に興味がある人は、就活/転職の選択肢が狭くならないように、TOEICを取っておくことをおすすめします。

また、入社後に海外勤務の可能性を作れることもメリットです。

昇給できる

TOEICを推奨している会社は増えています。

受験料を補助してもらえたり、一定のスコアを取ると昇給できる企業もあります。

受験費用や勉強する労力は要りますが、一度取ってしまえばその後の収入が増えることを踏まえると、メリットの方が大きいと考えることもできます。

TOEICのメリット【英語力】

続いて、英語力の面でどんなメリットがあるかを紹介します。

TOEICは英検とは違うスキルが身につくので、みなさんにとって便利なスキルか考えてみてください。

仕事で使える英語が身に着く

TOEICの問題内容は、ビジネス場面を想定して作られています。

具体的には、同僚との会話/社内アナウンス/顧客とのメール/商品の問い合わせなど。

そのため、出題される単語やフレーズは、そのまま仕事で使えるものばかりです。

仕事で英文を読む必要がある。直接海外の人と話すことはないけど、メールのやり取りで英語を使う。という人にとっても、TOEICのスキルは使えます。

TOEICで得た知識はテストだけで終わらせずに、実際の仕事に活かせることがメリットです。

アメリカ英語以外も聞き取れるようになる

TOEICのリスニング問題は、アメリカ/イギリス/カナダ/オーストラリアの4ヵ国の英語が使用されています。

日本人の多くはアメリカ英語は馴染みがありますが、他の英語は聞き取るのが苦手です。

実際に仕事で英語を使っている人も、同僚やクライアントはアメリカ人ではないという職場は多いです。その場合、TOEICで培う「多様な英語を聞き取る力」が役に立ちます。

英語の速読力がつく

英語を読むとき、一文ずつ頭で訳して時間がかかっていませんか?

TOEICは200問を2時間で解く必要があり、ほとんどの人が最後まで解き終わりません。全て解くには、1問を10秒単位でこなす程のスピードが必要になります。

そのため、今より速く目を動かして理解する練習をしていきます。

その結果、ハイスコアが取れる頃には、必然的に英語を速く読み理解する力が身についています。

TOEICのメリット【その他】

最後に紹介するのは、学習計画や気持ち的な面でのTOEICのメリットです。

目標を立てやすい

「英語の勉強が上手くはかどらない・・」という人に、資格試験はおすすめです。

漠然と「英語を伸ばしたい!」と思っていても、明確なゴールや評価基準がないので、どう勉強したらよいか困ってしまいます。

TOEICでスコアを取るとなれば、まずは問題集を解いて自分の弱点を知れるので、取り組むべきことが分かります。

また、受験日が頑張る期限になるので、先が見えてモチベーションが続きやすいです。

受験に申し込んで、間に合うように計画を立てて勉強をして。テスト後は結果を受けて、次の目標を立てる。TOEICを受けると、そのような学習の指針を作りやすくなります。

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留学の選択肢が増える

TOEICスコアを条件の1つにしている留学プログラムもあります。

留学は一年前に申し込みが必要なものもあるため、直前に申し込み準備をすると、TOEICスコアが間に合わなくて断念する人も。

そうならないように、今は留学を予定していない人もTOEICを受験しておくことで、いざ「行きたい!」と思ったときに、行ける国や学校の選択肢が広がります。

留学に興味がある方は、こちらで留学に関してよくある質問に答えているので、ぜひ参考にしてください。

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自信&達成感に繋がる

TOEICを受験すると、自分の英語力を可視化できるので、自信や達成感を得られます。

言語は上達を実感しにくいので、頑張りの成果を感じられずに自信を無くしがちです。

ですが、勉強を頑張ったらスコアが50点上がった。実感は無かったけど、リスニング力が1年前より上がっていた。TOEICを受けると、このような経験で自信をつけられます!

TOEICの注意点

多くのメリットがあるTOEICですが、受験する上で注意したい点もあります。

勘違いしている人が多い2点を紹介します!

話す力は身につかない

TOEICはリスニングとリーディングの試験なので、話す力は然程伸びません。

同様に、「TOEICの点が高い英語が話せる」であることも、理解しておきましょう。

就活時にスコアを書く人は注意が必要です。TOEIC経験がある面接官は、点数とスピーキング力は別物と知っているので、どれだけ話せるか詳しく聞かれることもあります!

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スピーキングを測りたい人は、英検やTOEIC Speaking テスト(一般のTOEICより認知度が低いですが)がありますよ。

英検とTOEICで迷っている人は、こちらも参考にしてください。

特化した対策が必要

TOEICテストはコツや慣れが必要なので、高得点を取るには、ちゃんと対策をしなくてはいけません。

練習なしでは本当の英語力は発揮できないので、1年に一度にぶっつけ本番で受ける実力測定としては、正直向いていません。

目標がある人も、ただ受け続けるのではなく、しっかり準備をして臨みましょう!

こちらでは、初心者にもおすすめのTOEICスクールを比較しています。

まとめ:TOEICを受けるメリットはある

TOEICを受けるメリットはたくさんあります。

就活や昇給で有利になったり、留学や海外転勤の選択肢も得られます。他にも、仕事で実際に使える単語や表現の知識もつきます。

学習目標の目安になったり、自信に繋がるのもTOEICを受けるメリットです。

一方で、コツを知らないと高得点が取れないテストなので、受ける人は対策が必要です。

対策方法については、こちらを参考にしてください。

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