TOEICのPart6は、解きにくくて、時間がかかる上に難しいですよね。
ですが、正しくポイントを押さえれば、速く正確に解けるようになります!
この記事では【Part6の時間配分】【解き方のコツ】【対策法】をお伝えします。
・Part6が苦手
・Part6に時間がかかる
・対策法や問題集を知りたい
Part6の概要
TOEIC Part6の概要 | |
形式 | 長文穴埋め問題 (空所に当てはまる、最も適切な語句・文を選ぶ) |
問題数 | 16問(2016年の改定後) |
特徴 | 1つの文章につき、4問出題 (そのうち1問は文挿入問題) |
Part6の問題タイプ3つ
タイプ1 文法問題
Part6の出題パターン1つ目は、文法的に、正しい選択肢を選ぶものです。
(B) surprised
(C) surprising
(D) surprisingly
このような選択肢の場合が、文法問題です。
タイプ2 意味問題
他にも出るのが、意味問題です。
(B) However
(C) Even if
(D) Moreover
(B) his
(C) our
(D) its
意味問題は、文を全部読む必要がある問題が、多いです。
タイプ3 文挿入問題
Part6の大きな特徴は、文挿入問題があることです。
(B) In addition, the one you ordered is not available.
(C) Please let our accounting department know about your problem.
(D) He can give you an office tour next week.
Part6の時間配分は1問45秒
TOEIC Part6の時間配分 | |
500点以下 | 45秒/問 |
500~750点 | 30秒/問 |
750点以上 | 15秒/問 |
この数字はあくまで平均的なもので、実際の解答時間は、問題によって異なります!
ポイントは、この時間を目安にして、自分に合った時間配分を決めることです。
自分の得意・不得意にあわせて決めましょう。
- 文法や意味問題は、30秒で解く
- 文挿入は苦手だから45秒で解く
参考までに、私が960点を取ったときの、Part6の時間設定は1問【文法問題】5秒【意味問題】7秒【文挿入】15秒です。
Part6が苦手な人におすすめのコツ
時間配分を意識して、素早く解く&正答率UPするために、3つのコツを紹介します。
- 【重要】代名詞が答えのヒントになる
- 【簡単】メールの件名を確認する
- 語彙問題は、諦めがポイント
【重要】代名詞が答えのヒントになる
まず、苦手な人が多い【文挿入問題】の簡単なコツ教えます!
それは、代名詞が何を指すかを確認すること。
代名詞なので、you /his /our /it /these などの単語をチェックします。
この場合、“He/ you/ we”は誰を指すのか、“this”は何かを考えます。
- ( 133 )の2文前の”Sam”がHe?
- youは宛名だから今回は”Jun”
- thisは一文前の提案内容を指す
- 社内会議の話だからweは同僚たち
このように、代名詞が何を指すかを見つけます。
すると、話の流れに合わない文が分かります!
代名詞が指すものを意識して、改めて選択肢を読むと
正解は(C)「このアイデア(=直前に触れた提案)について意見を聞かせて」になります。
【簡単】タイトルを必ず読む
初心者でも、すぐにできるPart6のコツは、【メールの件名を確認する】こと!
Subject(件名)を見ると、「月曜のミーティング」についてのメールだと分かります。
内容が分かった上で読むと、理解度が格段とアップします!
簡単にできる&効果が大きいので、やっていなかった人は、必ず取り入れてください!
語彙問題は、飛ばすのも手
TOEICは、難しい単語もありますよね。
単語の意味を知らず、問題が解けないときは、すぐ諦めて次に進みましょう!
- 語彙問題は、知らなければ解けない
- 考えても答えは出ないので、諦めが大事
- 他に時間を充てた方が点数がとれる
特にTOEIC初心者は、変に粘ろうとして、時間を無駄にしてしまいます。
タイムマネジメントが重要なTOEICでは、自分の得意・不得意を理解して受験することが、Part6攻略法です!
Part6の対策法
3つの種類ごとにPart6の対策法を、紹介します!
TOEIC対策アプリ
- 20回分相当のテストを収録
- 140本の解説動画がある
- 最短3分から、学習できる
- 全機能を7日間無料おためしできる
おすすめ参考書
公式問題集
- 非公式本より高いが、安心がほしい人向け
- 解説は簡易的なので、ハイレベル者向け
- 2回分の模擬テスト収録
非公式問題集
- 公式本より低価格
- 3回分の模擬テスト収録
- 解説が分かりやすいので独学向き
独学でがんばりたい初・中級の人は、解説が分かりやすい問題集がおすすめです。
非公式問題集を使った勉強の手順も、公式と全く同じなので、こちらを参考にしてください!
私も、非公式本を使いました!
TOEIC究極のゼミPart5・6
- 解説が分かりやすく人気
- 電子版/Kindleありで、重い参考書を持ち歩かずに済む
- ミニ模擬テスト付き
TOEICスクール
- 短期間でスコアが必要
- スコアがなかなか伸びない
- 独学の勉強法に不安がある
こんな悩みがある人には、TOEICスクールという選択肢もあります。
スコアが伸びないのは必ず理由があり、私が見てきた人で多かったのは
専属コーチがいれば、これらは解決できて、確実に点数が上がります。
費用は発生しますが、そのぶん、受験料を払ってTOEICを受け続けることは、なくなるので、確実な上達を求める人におすすめです。
(RIZAPイングリッシュやPROGRITには成果保証・返金制度があります)
おすすめTOEICスクールは、こちら!
まとめ:Part6は時間設定がカギ
Part6のポイントを、まとめると
- 問題パターンは文法/意味/文挿入の3つ
- 時間配分は1問45秒を目安に、自分に合わせて設定
- 解くコツは、代名詞&メールの件名
スキマ学習/モバイル学習をしたい人
≫TOEIC対策アプリ
問題集を使って対策したい人
≫公式・非公式問題集を活用
短期間に/確実にスコアを出したい人
≫TOEICスクール
TOEICでハイスコアを出すには、遅くても1ヵ月以上前から、対策を始める必要があります。
まずは一つ、取り組んでみましょう!