TOEICのPart5は、リーディングの中では難易度は低いですが、解答時間もかかり、意外と難しいですよね。
Part5を速く解き、正答率を上げるには「どこを読まないか」を知っていることが重要です。
この記事では、【Part5の問題パターン】【解き方のコツ】【対策法】を紹介します。
・Part5を解くのに時間がかかる
・Part5の勉強法が知りたい
・おすすめ問題集/アプリを知りたい
TOEIC Part5の出題パターン
TOEICのPart5は短文の穴埋め問題で、30問あります。
さまざまな種類の問題がありますが、大きく分けると3パターンになります。
- 文法問題
- 意味問題
- 文法&意味の両方で判断する問題
文法問題
(A) but
(B) and
(C) so
(D) also
意味問題
(A) Unless
(B) Also
(C) Because
(D) Even
文法&意味両方の問題
文法的に正しい選択肢が複数残っていて、さらに意味が正しいかも判断して答えるパターンもあります。
(A) to hold
(B) to be held
(C) will hold
(D) will be held
Part5のおすすめ時間配分
500点以下 | 30秒/問 |
500~750点 | 20秒/問 |
750点以上 | 10秒/問 |
上記の時間を目安に解きましょう。
ですが、人によって「長文は得意だけど、穴埋めに時間がかかる」「長文に時間が必要」など違います。
Part5解き方のコツ
- いきなり全文読まない
- 空欄前後を見る
- 選択肢を見る
- 必要なときだけ全文を読む
いきなり全文読まない
「リーディングの時間が足りない!」という人は、Part5を全文読んでいることが多いです。
でもPart5は、一部だけ(場合によっては一語だけ)読めば解答できる問題があります。
全部読まないと、もどかしい気持ちはよく分かりますが、TOEICでハイスコアを取るには、無駄を削るのが成功のカギです。
空欄付近をみる
Part5の問題を解くときは、まず( )付近を見ましょう。
(A) but
(B) and
(C) so
(D) also
この場合、少し前のbothを見るだけで、答えは(B)だと分かります。
なので問題によっては、ここまでの2,3秒で解き終わります!
選択肢を見る
まだ全文は読みません。( )付近だけで解けない場合は、次に選択肢を読みます。
(A) welcome
(B) welcoming
(C) welcomed
(D) be welcome
( )付近と選択肢を見るだけで、全文読まずに解けましたね!
必要なときだけ全文を読む
ここまでの作業で、まだ解答が判断できないときだけ、全文を読みます。
全文を読む癖がついている人は、始めはこのやり方に違和感があると思います。
ですが、できるようになると、解くスピードが圧倒的にあがるので、練習して慣れましょう!
私が960点を取ったとき、半分以上の問題は、全文を読まずに解答してました。
Part5の対策法
TOEIC対策アプリ
通勤時間を活用してTOEIC対策をしたい人や、デジタルで勉強したい人へのおすすめは、テレビCMでも有名なスタサプの、TOEIC学習アプリです。
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おすすめ参考書
公式問題集
- 非公式問題集より値段が高め
- 2回分の模擬テスト収録
- 解説はシンプルなので上級者向け
非公式問題集
- 公式本より低価格
- 3回分の模擬テスト
- 難易度つきで解説も分かりやすい
独学の場合は、解説してくれる人がいないので、解説が充実しているかで問題集を選ぶのが重要です。
なので、特に初級・中級者は、非公式のものをおすすめします。
非公式問題集も、公式本と同じこちらの手順で、勉強します!
私もこちらの非公式本を使いました!
究極のゼミPart5&6
私が紹介している手順でやると、上の模擬問題集一冊だけでも、Part5の対策は結構ボリュームがあります。
さらにPart5を強化したい人は、こちらの問題集がおすすめです。
短期間で確実にスコアUP
TOEICスクールや学習コーチだと、短期間で確実に成果が出せます。
スコアが伸び悩んでいたり、独学が不安でプロに頼る人は増えていて、RIZAPイングリッシュやPROGRITなどが有名です。
正直お金はかかりますが、間違った勉強法を続けてしまうこともなく、確実に成果が出る安心感はあります。
- 短期間で目標達成したい
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- スコアが伸びない
- 一人で対策するのは不安
- 専属コーチが自分の英語力を分析
- 合った学習プランを組んでくれる
- チャット/面談で学習管理
- 成果保証制度がある(一部の会社はない)
- 独学と違い、お金がかかる
- 気楽/マイペースにはできない
こちらでスクールの比較と、おすすめを紹介しています。
Part5の勉強のコツ
- 一度目は必ず時間を計って解く
- 二度目は時間を気にせず解く
- 答えの理由を自分で説明する
この3つを守って対策練習をすると、点数はちゃんとアップします。
逆に、ただ数多く解いて、正誤だけ確認するやり方では、伸びません。
Part5はタイムマネジメントが重要です。練習時から、時計やタイマーで秒単位で計って解くようにしましょう。
Part5時間配分の目安 | |
500点以下 | 30秒/問 |
500~750点 | 20秒/問 |
750点以上 | 10秒/問 |
勉強の詳しい手順は、こちらで説明しています!(非公式本でも同じやり方です)
まとめ:Part5はどこを読まないかが重要
今回紹介したTOEIC Part5の【解き方のコツ】【対策法】をまとめます。
- すぐに全文読もうとしない
- まずは空所付近のみ見る
- 次に選択肢を読む
- まだ解けない場合のみ、全文読む
- 確実に成果を出したい人は、TOEICスクールや学習コーチング
- スキマ時間も活用したい/デジタル派は、学習アプリ
- おすすめの問題集