TOEICのPart4が難しすぎる・・・
そう困っていませんか?
実はPart4は、解き方を少し変えると、点数を伸ばせるんです!
そこでPart4の【出題パターン】【解くコツ】【勉強法&教材】を紹介します。
・TOEIC Part4が苦手
・全然聞き取れない
・具体的な対策法が知りたい
TOEIC Part4の特徴
問題数 | 30問(会話は10個) |
形式 | 一人が話している |
内容 |
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特徴 |
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Part4の出題パターン
Part4で、どんな問題が出るのか【シチュエーション】【設問パターン】に分けて、詳しく解説します。
音声ジャンル
Part4は以下のようなシチュエーションの話が流れます。
場面 | 内容の例 |
留守番電 | 注文があった商品について、確認の電話 |
ラジオ | リスナーに向けた広告宣伝 |
ラジオ | 交通情報 |
店内アナウンス | セール開催のお知らせ |
話し | 道案内(地図資料をみて解答) |
社内イベント | ゲストスピーチ |
社内イベント | MVP受賞式 |
社内アナウンス | 来訪者のお知らせ |
社内会議 | 案件の相談 |
いろんな場面のトークが出題されますが、ある程度パターンを把握しておくと理解しやすいので、ぜひ覚えておきましょう!
問題パターン
Part4は、一つの会話を聞いて3問ますが、その設問には以下のようなパターンがあります。
話し手の職業は何か
例:What service does the speaker provide? 話者はどんな業務を提供しているか
次にとる行動は何か
例:What does the speaker have to confirm? 聞き手は何を確認する必要があるか
発言の意図
例:What does the woman reply when she says, ” ~ “? 女性が~と言うとき、何を示唆しているか。
話者が求めていること
例:What information does the speaker need from the listener? 話者は聞き手からどんな情報を求めているか
話の主旨
例:What is the main purpose of the calling? 電話の主な目的は何か
特定の情報について
例:When will the listener probalby return the call? 聞き手はいつ折り返しの電話をするだろうか
例:According to the speaker, what can be found in the brochure? 話者によると、パンフレットでどんなことが分かるか
Part4解き方のコツ
Part4で点数をとるために、この4つを押さえましょう!
【重要】話の種類を聞き取る
Part4では、本文の放送が流れる前に「どんな話」が読まれるか、教えてくれます。
みなさんは、ちゃんと聞き取れていますか?
それは、この部分です↓
【重要】設問を先読みする
他にも、高得点者が必ずやっているのは、設問を先に読んでおくこと。
基礎的なことはありますが、先読みは速読力や、前の問題を早く切り上げる管理力が必要なので、意外と難しいです。
全て解こうとしない
設問を先読みするには、前の問題をずっと考えていると、間に合いません。
そこで、特に700点以下の人は、自分が解く問題を絞ることを、おすすめします。
3問中2問だけに絞れば、それだけ集中して聞けばよいので、確実に点数を取れます。
【簡単】興味をもち楽しんで聞く
Part4が聞き取れるようになる、もう一つのコツは話に興味を持つ&楽しんで聞くことです。
- 試験を意識すると、肩に力が入り空回りしやすい
- リスニングに抵抗があると、無意識に脳が拒否する
- 内容でなく、英単語を聞き取ろうとするから、内容が頭に残らない
- 自分もその場にいるつもりで、話を聞く
- 内容を面白がって聞く
ちょっとした意識ですが、大きく変化が出るやり方です!
興味をもって聞くのが難しい人は、ドラマの一場面を聴いてるつもりでやるのも、おすすめです。
Part4の対策法
Part4のトレーニング方法を紹介します。
- 絵に表す
- 要約・自分の言葉で言い換え
- 音読
- コーチング
絵に表す
Part4は、話者が一人なので、途中で話の展開が分からなくなりますよね。
頑張って日本語に訳そうとする人は、なおさら、理解が追いつかないと思います。
それを解決するのが、【聞いたことを絵で表す】トレーニングです。
- 本文を聞きながら、ポイントを絵や記号にする
- 手を速く動かす必要があるので、雑な絵でOK
- 目的はあくまでも、【情景イメージ】の手助け
例えば、練習問題が〈駅のホームでの放送〉の場合
このトレーニングに絵の上手さは、全く関係ありません!
聞いたことを、映像としてとらえる練習法です。
要約・言い換え
もう一つのPart4勉強法は、【要約トレーニング】です。
- 大意と捉える習慣がつく
- ポイントを押さえて聞き取れるようになる
- 一文ずつ訳さず、全体の意味を捉えられる
- 聞き取れない箇所が明確になる
これらが、要約をして、自分の言葉で言い換える練習法のメリットです。
毎回文字で書かなくても、口にして言えばOK!心の中で言うのは、できた気になってしまうのでNG。
音読
Part4が聞き取れない!と悩んでいる人におすすめが、音読練習です。
やり方は、まず問題を解いて、聞き取れなかった部分を重点的に、音読します。
ですが、音読と言っても、ただ文を読んでも効果はありません。
ちゃんとスコアアップするやり方を、こちらで説明しています!
効果が大きいので、私もTOEIC指導のときに必ず取り入れていました。
コーチング
「自分で学習管理をするのが苦手」「正しく勉強できているか不安」
という人におすすめが、【TOEICの学習コーチング】です。
専属コーチのサポートを受ける人は増えていて、いろんな会社がやっています。
おすすめのコーチング&スクールを、こちらで比較しています!
おすすめ問題集
Part4を独学で強化したい人におすすめの、問題集を紹介します。
公式問題集
- 非公式問題集より少し高い
- 2回分の模擬テスト
- 解説はシンプルで上級者向け
非公式問題集
- 公式本より低価格
- 3回分の模擬テスト
- 難易度の表示アリ、解説が分かりやすい
徹底的に分析して作られているので、非公式問題集でも問題ありません。
解説などもより分かりやすいので、特に初級・中級者は非公式の方をおすすめします。
Part4特化問題集
こちらはPart3・4にだけを扱っている、問題集です。
- 関西弁調で、解説も読みやすい
- 速度を変えた音声で音読ができる
- 音読手順とポイントも書いてある
アプリ
- テスト20回分相当の実践問題を収録
- 解説動画が140本あり、初心者も安心
- 最短3分の学習で、スキマ時間活用
- 全ての機能を7日間無料おためしできる
まとめ:Part4は意識を変えると解けるように!
今回解説した【解くコツ】【勉強法&教材】をまとめます。
- 本文が流れる前の「話の種類」を聞き取る
- 設問を先に読んでおく
- 解く設問を絞る
- 話に興味をもって聞く
- 絵でメモをとる
- 要約
- 音読
- TOEICコーチング