英検2級の二次面接は、3級や準2級と比べてレベルがぐんと上がるので、焦りますよね。
一度では合格できず、何度も受験する人も増えます。
いままで何十人も英検合格者を出した私が【2級の裏ワザ】を紹介します！
二次試験に合格するには実践練習が必須。
なので、まずは無料で練習できちゃう裏ワザをご紹介します。
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無料の面接対策【裏ワザ】
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６つの評価項目
まず、面接官が何を見ているかを知ることで、それを意識して解答できるので、合格率がぐんとあがります！
二次面接の評価の対象は以下の６つです。
- 態度
- 単語
- 文法
- 答えの内容
- 発音
- 情報量
アティチュード項目では、コミュニケーションを取ろうとする姿勢が見られています。具体的には、
- アイコンタクト
- 声の大きさ
- 挨拶
- 返事
などが含まれます。
英語力に関係ない部分なので、「普通にしていれば点を取れるでしょ！」と、軽視している人が多いので要注意！
経験者は分かると思いますが、本番はシーンとした会場で、異様な緊張感があります。
誰もが緊張するので、練習をしていないと、この「普通」ができない人がほとんどです。
軽視した故に、「態度点」が満点でなくて不合格だった・・という人も見てきました。
2級は面接内容が難しいからこそ、「態度店」は満点にして稼ぐのが、合格のコツです
３級・準２級の試験と多く変わるのは、単語レベルです。
２級の二次面接では、出てくる単語の難易度もぐんとあがります。少ない単語知識では答えづらい問題も出てきます。
例えば、準２級までは”give”という単語が使われる場面で、２級では”provide”や”offer”といった言葉が出てきました。
音読するときにスムーズに読めたり、質問を正確に聞き取る、単語力が重要になります。
２級レベルの文法を素早く理解できるか、それを使って答えられるかも重要です。
２級では、主に以下の文法が使われます。
・should
・enough、too much/ many
・It is ~ to – .
・(such) as
・比較級、最上級
いくら文法が正確でも、質問の答えになっている＆論理的でないと、減点になります。
一見当たり前のことのようですが、２級では意外とこの「内容点」が取れない人が多いです。
それには以下の２つの理由があります。
- 質問を聞き取るのが難しい
- 質問内容が難しくて、論理的に答えられない
まず、質問文が長く複雑なので、正確に聞き取ることに苦戦する人が多く、結果的にずれた内容を答えてしまうのです。
質問が理解できても、日本語でも難しいようなお題なので、話しているうちに自分でも混乱してしまう人が多いです。
一番の解決策は、繰り返し練習をすること！
具体的な練習法も、後半で紹介しています。
発音も見られています。
特に文章（パッセージ）を音読するパートでは、普段言い慣れない単語も出てきます。
発音が分からず止まってしまう人は多いので、単語の意味だけでなく、発音の正確性も意識して、練習しましょう。
受験者の意見を問われる部分では、特に、充分な長さを答える必要があります。
２級の回答目安は２文です。
ですが、賛成か反対かはすぐに答えられても、その理由が思いつかず２文作れない人が多くいます。
コツを掴めばできるようになるので、この後に紹介している裏ワザを読んで、練習してくださいね！
２級二次面接の流れ
続いて、面接全体の流れを確認しましょう。
「もう流れは知っているよ！」という人は、裏ワザの箇所まで読み飛ばしてOKです。
一度動画を観た方がイメージしやすいので、まずはこの（ちょっとシュールな）動画でどうぞ！
（動画で流れがよく分かった人は、裏ワザ紹介パートに飛んで大丈夫です）
- ノックして入室
- 受験者カードを面接官に渡す
- 指示を受けて着席
- 名前を言い、簡単な挨拶を交わす
※ここは採点に含まれないので、安心して答えてくださいね - 試験カードをもらう
ここから試験内容が始まります。
最初のパートは文章（パッセージ）の音読です。
まず「Please read the passage silently for 20 seconds.（文を２０秒黙読してください）」
と言われるので、２０秒間声は出さず、カードの文を目で確認します。
そのあと「Now, please read it out loud（声に出して読んでください）」の合図を受けて、タイトルから読み上げます。
Now, I will ask you 5 questions. （今から５つ質問します）と言われ、
1問目に、先程音読した文章に関する質問が聞かれます。
カードを見て答えを探してOKなので、内容は暗記しなくて大丈夫です。
次に、３コマ漫画を説明します。（準２級にはなかった問題ですね！）
Please look at the picture and discribe the situation.（絵を見て、状況を説明してください）
You have 20 seconds to prepare.（考える時間は20秒です）
Your story should begin with the sentence on the card.（カードにある一文から物語を始めてください）
と言われるので、まずは20秒間静かに絵の状況を確認します。
カードは裏にして、受験者自身の意見を２つ質問されます。
ここは、回答内容は決まっていないので、自由に答えてOK。
２級では、社会的問題について質問されます。
日本語でも答えるのが難しいものもあるので、練習するかが、合否を左右します！
例：Some people say that young people should not own credit cards. What do you think about that?
若い人はクレジットカードを持つべきではない、という人もいます。あなたはどう思いますか？
例：Today, less people carry cash with them. Do you think more people make cashless payments?
今日では、現金を持ち運ぶ人は少なくなっています。将来的に、もっと多くの人がキャッシュレス決済をすると思いますか？
※受験者は、Yes/ Noを答えた後に、詳しく説明します。
英検２級二次面接の裏ワザ17選
ここからは、各パートの裏ワザを一つずつお伝えします！
全体の裏ワザ3つ
これは知らない人も多いのですが、実は…
英検の公式HPにも以下のようにあります。
質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた「聞き返し」なら、減点の対象にはなりません。
ただし、不自然に行われたり、繰り返し聞き返したりした場合は、減点の対象となります。
―英検2級の試験内容より
「繰り返し聞き返したりした場合は、減点の対象」とあるので、１回までならOKです！
聞き返し方の例
- I’m sorry?
（ネイティブも使う言い方で、必ず語尾は上げて質問調にします） - Can/ Could you repeat that?
言い始めても、間違ったと気づいて、すぐ言い直すのは大丈夫ですよ。
（まるまる答えた後に、全部を言い直すのは不自然なのでNG）
音読の裏ワザ3つ
「速くペラペラと読まなきゃいけない！」と思っていませんか？
実は、速く読む必要はありません。
ほとんどの人が、緊張するとつい早口になるので、自分では遅すぎるかな？と思うくらいにゆっくり読んで、丁度良いスピードです。
２級は単語の難易度もあがっています。
焦って読んでつっかえてしまわないよう、落ち着いて文の意味を理解するように読みましょう。
「一語でもちゃんと読めなかったらアウト」これは違います！
二次面接の対策本にも記載がありますが、発音が分からない単語が出てきても、それらしく読めば大丈夫なんです。
考えすぎて止まってしまうよりも、自然な流れのまま、なんとなくこうかな？と思う発音を言うことがコツです！
- 文末は下げて言う
- カンマ(,)の部分は上げて言う
- ピリオド(.)とカンマの後は、一呼吸おく
- 大事な単語を、ゆっくり大きく読む
とは言っても、自分の英語を客観的に判断するのは難しいので、大手英会話スクール【シェーン英会話】などの対策レッスンで、先生にみてもらうと確実ではあります！
文章に関する裏ワザ4つ
実は、パッセージについての質問は基本的にはWhyかHowで聞かれる傾向があります。
対策さえしておけば正しく答えられるので、チャンス問題です！
２級のパッセージは長いので、質問されて答えを探すのも大変ですが、答えがある場所も傾向から分かっているんです。
多くの場合、“in this way” “by doing so”の前に、質問の答えが書いてあります。
なのでその箇所を引用して、答えればＯＫ！
ただし、文の意味を理解して一部言葉を置き換える必要があるので、対策は欠かせません。
例をお見せします。
It is great to eat your favorite restaurant’s food without actually going there. So, these days, food delivery services got even more common . Because people often try food from a restaurant they have never been to, restaurants started delivery services. In this way, restaurants have gotten another way to serve their food and make money. Such services started to be available even in rural areas.
Q How have restaurants gotten another way to serve their food?
ちゃんと文中の”In this way, “の前が答えの部分になっていますね。
- ・How-?は、By -ing という型に当てはめて答える
- ・Why-?は、Becauseから始めて答える
Q How have restaurants gotten another way to serve their food?
少し混乱しますよね。本当はレッスンで練習しながら覚えることなので、ぜひ練習方法を参考にしてください！
絵の描写（3コマ漫画）裏ワザ2つ
１コマにつき、２文で描写するときれいな回答ができます。
みなさんなら、以下の絵をみてどのような２文をそれぞれ作りますか？
回答例はこの後に紹介しますので、自分の答えを考えながら、読み進めてみてください。
Kenji said “I want to buy more clothes. ＜行動＞Rina was also excited.＜気持ち＞
An hour later, Kenji went to a shop but he didn’t haveenough cash, so Rina told him to make a credit card. ＜行動・場所＞ Kenjo was interested in her idea. ＜気持ち＞
The next week at a shop＜場所＞, Kenji was able to buy some thing with his credit card.＜行動＞And Rina was happy to see that.＜気持ち＞
さらに、さきほど説明したように、どれも過去形になっています。
受験者の意見を問う質問〈裏ワザ2つ〉
答え方の例を見てみましょう。
（クレジットカードを持つべきではない）
＜意見＞I disagree.
＜説明＞Young people need learn not to buy too much with thier credit cards.
＜具体例＞Parents should teach them before they make big mistakes when they become adults.
このように、説明や例を使うと、より簡単に論理的な答えができます。
２つ目の質問も見てみましょう。
（今後もっと多くの人がキャッシュレス決済をするか）
＜意見＞Yes./ I think so.
＜説明＞(Because) Using a smartohone to pay is easier and quicker.
＜説明２＞Also, people don’t need to take out cash from ATM, and it’s convenient.
退室時
部屋を出るときにも、合格のコツはあるんです！
この記事の冒頭で話した「態度点」を覚えていますか？
最後まで点数UPのチャンスを逃さないようにしましょう。
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二次面接の合格者がやっているのが、「練習」です。
正直、紹介した16個の裏ワザも、本番でいきなり発揮できる人はいません。
経験者は分かると思いますが、当日は頭が真っ白になるくらい緊張します。
でも練習した人は、体が覚えているので裏ワザも実行できて、ちゃんと合格点が取れます。
とはいえ面接は、自分一人では練習できないですよね。自分の回答が合っているかも、確認できません。
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合格したい人だけに最後の裏ワザをご紹介！
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面接官が「この人は練習してきたな」と分かるほど、差が出ます。
試験日まで2週間を切っている人も、この方法なら大丈夫。
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まとめ
合格するために何よりも大切なのは、今回紹介した裏ワザを「練習すること」。
2級は大学受験で優遇されるので、いま頑張れば、あとがラクになりますよ！
（約200の大学で「英語科目」の試験が免除されたり、一定のスコアが保証されるようで、詳しくはこちらの記事で解説されています。志望校選びの参考にもなりますよ）
面接全体に関するポイントは、こちらでも解説されています【最新版】英検面接試験合格のための必勝ポイント！
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あなたが次で合格できるよう、心より応援しています！
