「英語の勉強をしたいけど、何から取り組んだら良いかわからない」こう困っていませんか?
この記事では、【まずはこれから始めればOK!】という勉強法をまとめました。
これを読めば、今日から取り組んでいくものが見つかりますよ。
また、専属コーチが学習管理をしてくれる英語コーチングについて知りたい方は、こちらの記事も読んでみて下さい。
勉強法を選ぶときのポイント
何から英語の勉強を始めていいか分からない人は、特に以下の3点を意識しましょう。
- 丁寧・慎重に学びたいならプロに教わるのが近道
- インプットばかりにフォーカスしない
- 文法知識と、リスニング・リーディングは別の話
丁寧・慎重に学びたいならプロに教わるのが近道
英語は独学で学びたい人もいると思います。もちろん、英会話スクールに通ったり語学留学をせずに、海外の友達を作って話せるようになる人もいるので、それも一つの手ですよね。
細かい文法などが気にならず、とにかくたくさん話して学びたいタイプの人は、最初から実践の場で英語を習得するのもいいと思います。
一方で、「段階を踏んでレベルを上げていきたい」「説明を受けて、納得しながら学びたい」という人は、プロに教えてもらう学び方をおすすめします。
プロに英語を教わるメリット
- 自分の英語の弱みを見つけてくれる
- 先生に質問して疑問が解決できる
- 英語が伸び悩んだときもアドバイスが受けられる
インプットばかりにフォーカスしない
特に英語の初心者は、「まずは単語帳で覚えなきゃ」「参考書で文法を学ばなきゃ」と考える人が多いです。
確かに単語や文法の知識もですが、インプットだけでは英語はできるようになりません。
いくらYoutubeでサッカーの技の知識をたくさん学んでも、それを使って練習しないとできるようにならないですよね。
むしろ、知識を増やすより、ボールに触れる時間を増やした方が上達するかもしれません。
文法知識とリスニング・リーディング力は別
英語力を伸ばしたいときに、参考書を買ってひたすら文法を極める人がいますが、それは要注意です。
文法の知識は大事ですが、同じようにリスニング力・スピーキング力(学習目的によって、さらにライティング力)も必要です。
英語の構造ばかりを意識してしまうと、リスニング中も文法が引っかかって全体の意味が聞き取れなくなってしまいます。
また、話すときも正確性だけが気になって、スムーズに口から英語が出てきません。
今回紹介する勉強法はその心配がないので、ぜひ参考にしてください!
英語の勉強の仕方がわからない人は、これから始めて!
- 英語力全体を強化したい・自分の弱みが分からない場合
- 強化したい分野が明確な場合
この2パターンに分けて紹介します!
英語力全体を強化したい・自分の弱みが分からない場合
- コーチング
- 留学
- 英会話スクール
パーソナルコーチング
コーチングとは、ライザップの英語版です。専属のトレーナーが、自分に合った学習プランを立てて、毎日の管理をしてくれます。
ライザップ同様お金はかかりますが、そのぶん自分の英語力の特徴を見極めて、効果的な勉強方法を選び出してくれ、継続して頑張れるので、確実に上達できます。
みなさんには英語に自分流で取り組んでしまい、何年も間違ったやり方で続ける失敗をしてほしくないと思います。
言語は習得するのに時間がかかるので、みなさんの努力や時間を少しでも無駄にしたくなく、お金はかかることですがコーチングを紹介しました!
- 英語学習で遠回りをしたくない
- 自分で勉強を進めるのは不安
- 管理&サポートをしてくれる専属コーチがいると安心
という人は、ぜひコーチングをチェックしてみてください。
こちらにまとめたおすすめのコーチング会社は、どれも全額返金保証があります。また、無料カウンセリングでは英語力診断をしてもらえます。
留学
日本で少しずつ英語を勉強するよりも、現地で生活すると常に英語に浸るので、留学中の英語学習の濃度は格段にUPします。
何年もかけて上達するより短期間で英語力を上げたい人は、早い時期に留学するのは効果的です。
マスターするなら一年間は行くのが理想ですが、数週間や数ヵ月でも行く方が、日本で毎日2.3時間ずつ学び進めるよりも効率的です。
他の方も言っていますが、英語ができないからこそ留学する意味があると、私は思っています。
それは、現地で伸びるだけでなく、出発までに一生懸命英語を聞いたり英会話練習をする準備も含めて、上達するからです。
私の体験も踏まえて留学について説明しているので、ぜひこちらを参考にしてください!
英会話スクール
英語の勉強の始め方がわからない人におすすめする3つ目の学習法は、英会話スクールです。
最近はオンライン英会話もたくさんありますが、何から勉強すべきか困っている人は、オンラインより通学の方をおすすめします。
最初は対面授業がおすすめな理由
- 学習目的や英語力を直接ヒアリングして、コースを提案してくれる
- 先生やカウンセラーに学習相談をしやすい
- 一人で受講し続けるのは、モチベーションが維持しにくい
私自身の対面とオンラインでの講師の経験や、受講している周囲の人たちを見ていても、オンラインレッスンは上級者の方がより効果的だと感じます。
ネット上だと実際の雰囲気が分かりにくいので、体験レッスンで先生や授業スタイルが自分に合うかをチェックしてくださいね!
おすすめの英会話教室まとめはこちら
価格をできるだけ抑えたいから、私はやっぱりオンライン英会話がいい!という人は、こちらの記事を参考にしてください。
失敗しないオンライン英会話の選び方を紹介しています!
強化したい分野が明確な場合
自分が伸ばしたい分野が明確に決まっている人は、こちらのリストも参考にしてください。
リスニング
音読(シャドーイング)
音読は特にリスニング力がUPするので、英会話だけでなく試験対策にもおすすめです。
ですが、ただ真似をしようとすると大体の人が難しくて挫折したり、なかなか成果が出ません。
こちらの記事で、効果的な手順やおすすめの教材を紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
オーディブル
オーディブルはAmazonの「聴く読書」で、一般に売っている本も読み上げくれます。英語の物語や、英語学習の本を含む対象商品が、月額で聴き放題です。
ポッドキャスト(amazon music unlimited)無料体験
ポッドキャスト
ポッドキャストはAmazonのサービスで、ラジオのように雑談を英語で聴くことができます。ビジネスやエンタメ分野だけでなく、写真のように英語学習向けのコンテンツも揃っています。
聞き流し
聞き流しとは、BGMのように英語を流して聞くことです。
ちゃんと真似したり問題を解くわけではないので、他の作業をしながらできるのがポイントです。
聞き流しだけで学習を済ませるのではなく、あくまでも英語のインプット量を増やすのが目的です。
私も聞き流しを何年もしていて、他の言語でも取り入れています。
発音
- 発音ルールを学ぶ
- 音読(シャドーイング)
- 英会話レッスン
発音ルールを学ぶ
英語の発音ルールを知ることで、より英語らしい発音になったり、速く口を動かせるようになります。
基礎的な発音ルールはこちら
- リンキング(音が繋がる)
- リダクション(音が消える)
- フラッピング(Tの音が変化する)
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音読(シャドーイング)
さきほどリスニング力UPのトレーニング法として紹介しましたが、音読はネイティブと同じように、音と音を繋げたり、強弱やイントネーションも意識して真似するので、発音強化にも効果的です。
英会話レッスン
英会話レッスンでは、単語や文法、表現の他に発音も教えてくれます。
グループの授業でも学べますが、細かく指導してもらいたい人は、個人レッスンを選ぶことをおすすめします。
英会話
英会話レッスン
英語でコミュニケーションがとれるようになりたければ、それを実践することは、何よりの上達法です。
この記事の前半でも説明したように、英語学習の初心者の方は、先生やカウンセラーのサポートを直接受けられる点や、モチベーションが続きやすい点から、オンラインよりも対面のレッスンをおすすめします!
アプリ
この記事の冒頭でも説明したように、成果がしっかり出るのはやはりプロに直接指導を受けることです。
ですが、「英語を話すことの抵抗が大きくて、先生と英会話レッスンで話すのには踏み出せないけど、でもできることから始めたい!」という方もいると思います。
そんな方に、AI英会話アプリを紹介します。
- AI相手の練習なので、恥ずかしさがある人も安心
- 空いた時間に手軽に練習できる
- 単語や表現を口にしながら学べる
というのが特徴です。
トーキングマラソン
トーキングマラソンは、アルクが「キクタン英会話」を基に作ったAI英会話アプリです。
トーキングマラソンの特徴
- 6秒以内に答える即得力が身に着く
- 答えられなくても、正解が表示され即解決
- 500以上のフレーズが学べる
料金は月4,378円で、まずは2週間無料でおためしもできます。
独り言
家や移動中など、一人で英語のスピーキングを練習することで、学んだ単語やフレーズを使うトレーニングになります。
一人で話すだけでは、正しい言い方が分からず前進しませんが、英会話レッスンなどと併せて取り組むことで、英語が定着していきます。
Youtube等で表現を学ぶ
「英語らしいフレーズを学びたい」「色んな表現を知りたい」という人は、Youtubeやさきほども紹介したポッドキャスト(Amazon版ラジオ)もおすすめです。
ただしこれはインプット方法なので、話す力を得るためには、必ずアウトプット(英会話練習)と併せて取り入れてくださいね!
ライティング・作文
日記
英文を書くことにまだ慣れていない人は、英語で日記から始めるのがおすすめ。
最初は一行からでもOK。ですが I went to school. と短い文ではなくて、何時に・誰と・何を・どこ・なぜなど、できるだけ情報を足して長い文を作ることを意識しましょう。
それが、英検などの英作文問題にも活かされます!
いざ書いてみると、「この場合はin? on?」などと意外とスムーズに書けない人が大半です。
慣れてきたら文の数を増やしていき、毎日続けると英作文に抵抗が無くなっていきますよ。
日記で使える単語例
日時
- at 時間 (at ten, at night)
- on 曜日, 日付 (on Wednesday, on April first)
- in 月, 年 (in December, in 2023, 例外:in the morning, in the evening)
場所
- at 地点 ( at the station, at home, at school, at work)
- in 囲われている場所、エリア (in Tokyo, in my room)
英検の英作文問題を解く
試験に向けて本格的に書く練習がしたい人は、英検のライティング問題を解くことから始めてみましょう。
英検公式サイトでは、常時直近3回分の過去問が無料で見れます。(5級と4級は英作文問題はありません)
(全生徒が音楽の授業を受けるべきだと思いますか)
などトピックがあり、字数指定に合わせて、自分の意見とその2つの理由を書きます。
書き方のコツや使える表現はこちらで紹介しています。
過去問を解けばライティング力がつくわけではなく、カギとなるのは、添削を受けて正しい書き方に直す作業です!どうやって添削を受けられるかは、このあと紹介します!
添削を受ける
英検の過去問や参考書の問題、日記をつける人もそうですが、書いてみると、大半の人が自分の言いたいことをどう英文にしたらよいか分からず、手が止まってしまいます。
それをそのままにしては正しく書けるようにはならないので、添削してもらいましょう。
英語の先生など頼める人が近くにいない場合は、添削サービスを活用しましょう。手書きでもタイプしたものでも、提出するとオンラインで添削アドバイスが返ってきます。
英語でどう表現すべきかわかるので、次からそれを取り入れて書いていけばバッチリです!
リーディング・読解
単語知識を増やす
単語を増やすと言っても、市販の単語帳を使うのは、今までそれで覚えられた人以外はおすすめしません。
多くの人が「単語を覚えるのが苦手」と困っています。私も単語帳は苦手です。
ですが、単語の覚え方にはコツがあります!自分で単語帳・ノートを作ることで、一見遠回りなようで、実はぐっと記憶に残りやすくなるんです。
時間を計り、速読トレーニング
英文を読むのに時間がかかる人は、速読トレーニングがおすすめです。
- 1分タイマーをセットして長文を読み、出来るだけ早く読み進める
- さきほどより多くが読めるように、もう一度同じ文を読む
- 慣れてきたら時間をだんだん短くセットしていく
これで読むスピードが上がるの?と疑問思うかもしれませんが、今ゆっくり読む癖がついてしまっているので、テンポよく目を動かすトレーニングになり、早く読めるようになります。
スラッシュリーディング
英文を読むときに、毎回日本語に一語一句訳す癖がある人や、戻り訳(このwhichは何を指すのかな、などと戻りながら読むこと)をする人は、スラッシュリーディングが効果的です。
自分が読みやすい単語のかたまりごとにスラッシュ(線)を引きながら読み進めるトレーニングです。どこに線を引くかや、スラッシュの量に正解不正解はありません。
まとめ
英語の勉強の仕方がわからない人は、まず以下から始めましょう。
- 学習コーチング
- 英会話レッスン
- アプリ学習
より短い期間で一気に上達したい人は
- 留学
まずは一つ、取り組み始めると「発音をもっとよくしたい」「私はリスニングを強化する必要があるな」などと自分に足りない部分が具体的に分かってきます。
そしたら、それに特化した勉強法を取り入れて―と、どんどん学習が進んでいきますよ!