せっかくの経験でも、学んだことを上手く言葉にするのは、難しいですよね。
「もっと企業に響く伝え方をしたい」と思っている人は多いのでは。
今回は、留学で学んだことの例文を5つを紹介します。
- 留学で学んだことが分からない
- 学んだことを上手く言葉にできない
- 就活で留学経験をアピールしたい
留学をする人が増えていると今、あなたの経験が相手にグッと刺さるには、「どう伝えるか」がポイントです。
コツや注意点も紹介しているので、履歴者を書くときや面接で話すときに、ぜひ活用してください。
【これで響く】留学経験を話すときのコツ7選
留学経験を話すときに、絶対に抑えておきたい5つのポイントがあります。
シンプルなようで、やっていない人が非常に多いので注意しましょう。
- 企業が求める人物像に合うエピソードを選ぶ
- エピソードは小さなことでも良い
- 最初に結論を言う
- 具体例を挙げる
- 仕事でどう活かせるかに結びつける
- 語学力のアピールには資格が有効的
- 就活アドバイザーを活用する【無料】
1. 企業が求める人物像に合うエピソードを選ぶ
留学では、貴重な経験をたくさんしてきたと思いますが、その中の「どの出来事を話すか」が、合否を左右します。
企業ごと(または応募する役職ごと)で、面接官に響くエピソードは変わります。
企業の経営理念などを見ると、求めている人材が分かりますよ。
とはいえ、相手に合わせて無理に経験を盛る必要はありません。
- あなたが持っている体験談のどれを選ぶか
- 同じ体験談でも、言葉選びをどうするか
これだけで劇的に魅力度が変わります!
2. エピソードは小さなことでも十分
「大きなエピソードを企業は期待している」と思っていませんか?
実は、大きな話をすると、むしろ背伸びしているように聞こえることも。
些細なことでも常に自分なりに考えて行動できる人は、面接官にとって魅力的です。
例えば、下のエピソードからは、課題解決能力や実行力、粘り強さなどが伝わります。
3. 必ず具体例を挙げる
留学で得たことを話すときは、必ずその様子が分かる具体的なエピソードを言いましょう。
具体的な例があることで、その話の信憑性がぐんと上がります。例えば、
4. 最初に結論を言う
一般的に日本では、話の最後に大事なことを持ってくる文化があります。(「起承転結」がまさにそうです)
ですが就活では、「短い時間内で論理的に話すこと」が求められるので、結論から話始めましょう。
この記事で紹介している例文もその構成になっているので、ぜひ参考にしてください。
5. 仕事でどう活かせるかに結びつけて話す
面接官が最も知りたいのは、留学でどれだけ頑張ったかではなく、会社に入ってから留学経験を活かしてどう活躍してくれるかです。
「留学エピソードを話したのは、自慢したいからではなく、御社で自分が活躍できることを伝えたかったからですよ」という前提を忘れずに!
6. 語学力アピールは資格があると説得力UP
語学力をアピールしたければ、TOEICや英検(就活ではTOEICの方が一般的です)のスコアがあると、説得力が増します。
TOEICのスコアは、必ずしもスピーキング力と一致しませんが、話せる=TOEICも出来ると思っている企業がいるのも、事実です。
そのため、資格試験を持っている方が、最初の書類選考に通りやすくなります。
留学期間や応募する会社にもよりますが、自信を持って英語が出来るとアピールするのには、TOEIC700点以上あると、より効果的です。
7.アドバイザーに言語化を手伝ってもらう
留学で学んだことを、自分の言葉で上手くまとめるのは、結構難しいですよね。
就活では、論理的にまとめて且つ、相手に良さが伝わるように話さなければいけません。
この記事では例文を紹介していますが、みなさんが実際にどの様に体験を話すかは重要です。
同じ留学経験を話すのも、ちょっとした言葉選びや捉え方の違いで、面接官にどう響くかが変わります。
なので、みなさんのせっかくの留学経験や頑張りが、相手にちゃんと伝わるために、
就活エージェント(アドバイザー)を活用するのがおすすめです。
無料で相談できて、第三者&就活のプロの目線で、留学で得たことや学んだことを言葉にするのを手伝ってくれますよ。
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留学で学んだこと例文5つ
留学で身につく以下の力について、自己PRの例文を紹介します。
どれも、企業が欲しいと思う人材としてアピールできますよ!
自分ならどんなエピソードを話せるか、考えながら読んでみてください。
1. 想定外の事への柔軟・臨機応変な対応力
留学中はハプニングだらけだったと思います。家族や友達が近くにいないので、自分で考えて対応しなきゃいけませんよね。そんな想定外の出来事やトラブルに対応する力は、就活でもアピールになります。
エピソードの例
語学学校で日本人がいないクラスに編入するために、1ヵ月で2つ上のクラスにあがることができました。
留学前は日本人が少ない学校だと聞いていましたが、実際にはクラスの半数以上が日本人でした。
休憩時間も日本語が飛び交っていて、「このままでは英語が上達しない」と感じたため、状況を変える方法を考えました。
その中で、2つ上の最上級クラスには日本人留学生がいないと知りました。元の予定では、2ヵ月間同じクラスで学び、そのまま学校を終えることになっていましたが、急遽上のクラスに編入することを決め、そこから次の学力テストに向けて必死で勉強しました。
初めは、「短期間で、飛び級するまで英語力を上げるのは、難しいだろう」と言われましたが、見事〇点を取り、そのクラスに編入させてもらうことができました。
その結果、英語に触れる時間が圧倒的に増え、先生からは「1ヵ月で2つクラスを上げた生徒は初めてだ」と言われました。
このように、御社でもお客様が抱えている様々な問題に柔軟に対応することで、顧客満足度の高いサービスを提供したいと思います。
2. 固定概念に囚われない多角的な視野
日本を出てたことで、それまで自分が当たり前だと思ってきたことも、国が違えばそうではないと気づかされたのではないでしょうか。
その固定概念に囚われない、多角的に物事を見る視野は、就活でも強いです。
特に、マニュアル通りでなく、個々が考えて取り組むことを重視している会社で喜ばれますよ。
エピソードの例
私はホームステイを通して、自分の固定概念に気づくことや、それに囚われずに物事をみる大事さを学びました。
ホストファミリーへの感謝の気持ちとして、私は家事を率先してやっていました。ですがある日、彼らが「感謝をあまり感じられない」と思っていると知りました。なぜ伝わらないのか分からず最初は戸惑いましたが、一緒に生活していく中で、アメリカ人は気持ちを言葉で伝えることを重視していると気づきました。また、日本は察する文化や言わない美徳があって、自分はそれを基準に考えていたことにも気がつきました。
それからは、ホストファミリーに毎晩感謝を言葉で伝えるようにすると、喜んでもらえ関係性も良くすることができました。この経験がきっかけで、無意識で中々気づけない固定概念が自分にもあることや、「当たり前」と思わずに多角的に見ることを意識して行動するようになりました。
3. 多様な価値観や考え方を受け入れる受容力
留学で文化や宗教、習慣が違う人と一緒に生活をする中で、多様な価値観や考え方を受け止める力が付いた人もいると思います。
その受容力は、就活でも、一緒に働く人の色々な考え方を認められる、良いチームを作る存在として高く評価されますよ。
エピソードの例1
ホストファミリーとの宗教観の違いを通して、自分とは違う価値観や考え方を受け止める力を得ました。
私のホストファミリーはキリスト教徒で、毎日真剣にお祈りをしていました。しかし私には、どうしてそこまで熱心に信仰するのか、理解できませんでした。外から見ているだけでは分からないと思い、お願いして見よう見まねでお祈りに参加させてもらったり、さっぱり分からない中で教会や行事に参加したり、疑問に思ったことをホストファミリーに質問していきました。
そうすると、私が深く知ろうとしている姿を見て、喜んで信仰について話してくれるようになりました。そして最終的に、彼らが信仰にかける想いの強さが分かり、さらに、それがきっかけでアメリカの映画での描写の意味や、政治的問題もより理解できるようになりました。
御社の国や年代が幅広いチームでプロジェクトに取り組む際も、多様な考え方を受け入れて、それぞれの良さが活きる潤滑油として活躍したいと思います。
エピソードの例2
留学の寮生活で、自分の価値観を一方的に押し付けるのではなく、相手を理解できるようになりました。
私のルームメイトはトルコ人でしたが、服や文具など私のものを勝手に使われて、何度伝えても謝らず、直らないので困っていました。小さな事に苛立つ自分も嫌になりそうでしたが、今の状況を変える方法はないかと考え、毎晩自分から相手や相手の母国のことを聞くようにしてみました。そうしたら、トルコでは物を共有することが親しさを表すのだと分かりました。
その後、ルームメイトに「親しくなれて嬉しい」という気持ちや、日本との考え方の違いを伝えました。そして共有したいもの、そうではないものを一つずつ伝えたところ理解してくれて、それに沿って使ってくれるようになりました。
ただ自分の意見を伝えるのではなく、相手の文化や価値観を知ろうとしたことが、解決に繋がったのだと思います。御社の国や年代が幅広いチームでプロジェクトに取り組む際も、多様な考え方を受け入れて、それぞれの良さが活きる潤滑油として活躍したいと思います。
4. 目標を達成する行動力・実行力
みなさんが留学をしようと思った理由=目標があったと思います。それを達成するために、どんなことを頑張りましたか?
目標のために、何をすべきか考えて実行できることは、当たり前のことではありません。
その行動や実行力は、就活でも有利な強みになります!
エピソードの例
半年の留学と海外インターンシップで、英語をビジネスレベルにする目標を達成しました。
ビジネスレベルまで上達させるには、最低でも1年の留学が必要だと言われたのですが、私は経済的に半年の留学しかできなかったので、その期間で何としても英語力を引き上げるやり方を考える必要がありました。
まず、留学先は日本人が少ない国と、日本人留学生が5%以下の学校に徹底しました。授業でも機会を最大に活かすために、毎回一番に挙手してクラス内で誰よりも発話するようにしました。
留学後半のインターンは、ホテルに応募しても結局清掃や配膳業務が多いと聞いたので、英語を多く話すために受付業務が必ずできるものを選びました。意外に話さない時間が多くて最初は焦りましたが、隙間時間は自分からお客様に話しかけに行き、できるだけ英語を話し続けるようにしました。
その結果、最終的にはホテルの業務ミーティングが9割聞き取れるようになり、自分から発言もしてサービス向上の話し合いに参加できるようにもなりました。また、帰国後はTOEIC〇点を取得することができました。
5. 自分からチャンスを掴む積極性・チャレンジ精神
留学に行くようなみなさんなので、チャレンジ精神がある人達だと思います。
受け身にならずに、自らチャンスを作ったり掴みに行く積極性やチャレンジ精神は、就活でも評価されます。仕事でも指示を待たずに自分から動いたり、ビジネスチャンスを掴むことができる人だとアピールになりますよ。
エピソードの例
留学を通して、自分からチャンスを作りにいく積極性を得ました。
留学当初、気づいたら友達のほとんどが留学生になっていて、付き合いの範囲が狭くなってしまっていると感じました。その状況を変えるため、ルームメイトやクラスメイトに積極的に話しかけましたが、何となく親しくなれても、彼らはそこでの生活が既に出来上がっていて忙しそうで、深く仲良く慣れずに悩んでいました。
もっと自分から飛び込んで行く必要があると考えていたところ、知り合ったばかりの人にダンスサークルのオーディションに誘われました。サークルの参加はそれまで全く考えておらず、自信も無く不安でしたが、友達の輪を広げるチャンスだと思いオーディションに参加しました。無事に入部できて、メンバーは全員現地学生でした。このようにチャンスを掴もうと動いた結果、30人以上の現地の友達を作ることができました。
このように、御社でも積極性とチャレンジ精神で自分からビジネスチャンスを作っていき、貢献したいと考えています。
まとめ:留学経験は伝え方が重要
就活で使える、「留学で学んだこと」の答え方を挙げました。
自己PRやガクチカで使える、具体的な例文5つを紹介しましたね。
留学経験で就活を有利にするには、エージェントを活用するのが一番確実です。
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あなたらしく活躍できる企業が見つかるよう、応援しています!