アメリカ 高校の一日【留学生が注意すべきポイント付き】

アメリカ 高校 一日
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アメリカの高校はどんな一日なのか、ドラマや映画でよく見るものと同じ毎日なのか、気になりますよね。

そこで今回はアメリカ高校生の学校での一日を紹介します。

自身の経験なので、リアルな様子が分かりますよ!

この記事で分かること
・登校~放課後の一日の流れ
・アメリカの時間割、授業について
・部活事情や放課後の過ごし方

結論から言うと、アメリカの学校は日本とは違うことばかりです。準備万全だと思って行った私も、現地でカルチャーショックがたくさんありました。

今回は注意すべき点アドバイスも紹介します。特にこれから留学をする人は、そこも注意して読んでくださいね。

それでは、アメリカでの毎日を想像しながらご覧ください!


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プロフィール
プロフィール
M

・TOEIC960点
・元大手英会話スクール講師
・アメリカ留学(高校/大学 計2年)

アメリカの高校 一日の流れ

まず、ざっくりとした一日の流れはこんな感じです。

一日のスケジュール
登校・国への誓い
1時間目 英語
2時間目 数学
ランチ
3時間目 自習
4時間目 ボランティア
5時間目
部活・放課後

朝の登校時から、放課後まで日本と違うことがたくさんあります。

ちなみに、受講する教科は自分で選びます
今回紹介する授業以外にも、バンド(楽器)映像運転のクラスもあります!授業一つとっても、日本との違いが面白いですよね。

必修教科(卒業までに必ず受ける授業)もあり、時間割を組むのが難しいので「メンター」という自分の担当カウンセラーに相談できますよ。

みなさんもこの記事を読んで、時間割決めの参考にしてください。

では一日の流れを、順番に詳しく見ていきます。

 

登校 

一日の始まり!

シリアルを食べて身支度をし、バタバタと出発。
ちなみに、アメリカの多くの学校には制服がありません。みんな私服で通います。

高校生の実際のファッションや校則については、こちらの記事で紹介しています。

 

私はホストマザーの運転で毎朝通っていました。

登校の仕方は、各自で決められます。主に以下の3つの方法で通う人がほとんどです。

1 スクールバス
2 親の送迎
3 自分で運転

日本の高校生は電車を使う人が多いですが、アメリカでは電車は少ないので、バス・車を使います。

 

スクールバス

映画やドラマでよく見る黄色いバス。公立高校の生徒も、実際にそのスクールバスで通っています!

帰りも運行していますが時間が決まっているので、部活をする人は車で帰る人も多いです。

 

親の送迎

車で送ってもらう人も大勢います。

大人も車で会社に行く人が多いので、親の出勤と一緒に学校に来くるんです。朝は送迎の車で学校前が混雑していて、「日本とは違う光景だな~」と感じます。

 

自分で運転

アメリカは16歳から免許を取得できるので、自分で運転して登校する人も多いです。

車も、学生でも自分のものを持ってる人が多いんです!アメリカは車社会なので「誕生日プレゼントで車(中古車)もらったんだ」という話が日常的に出ます。日本だと考えられないですよね。

 

学校に到着&国への誓い

学校に着いたら、まず自分のロッカーで必要なものを取り、一時間目の教室に向かいます。

アメリカは1組、2組のようなクラスがありません。教科ごとに教室が違うので、生徒自身がそこに移動します。

そして一時間目が始まる前に、全校生徒でPledge of Allegiance (国への忠誠心の誓い)をします。これも日本とは違いますね。イメージ的には毎朝、国歌や校歌を歌うような、お経を読むような、感じです。

Pledge of Allegianceとは

国歌とはまた別の【国への忠誠を誓う言葉】のことです。
歌ではないのでメロディーや音楽は無くて、30秒程の長い一文を言います。
教室にあるアメリカの国旗に向かい、胸に手を当てて立って行います。

 

1時間目 英語(国語)

日本で国語を習うのと同じで、アメリカでもEnglish の授業があります。

正直このクラスは、留学生にはすごく難しいです。
日本人でも国語は難しいのに、現地の学生と一緒にEnglishを受講するなんて、考えただけでもハードルが高いですよね。

具体的にどんな内容かというと、私の授業では「ナルニア国物語」の本を読んで、そこからクイズレポートの課題がありました。

クイズは成績に入る!
「クイズ」と聞くと、楽しい遊びを想像しますよね。でもアメリカの授業でQuizは、ミニテストを意味します。私も最初はテストだと分からず、失敗しました。
先生に「We’ll have a quiz next week」と言われ、楽しみに何の勉強もせずその日を迎えたら、単語テストが始まって全く答えられませんでした(笑)
みなさんも、Quizには気を付けて!

 

2時間目 関数(数学)

次の授業は数学。実はこのクラス、留学生にオススメ。日本では数学が苦手な人も、ぜひ受けてほしい!

というのも、テストは教科書を開いてOK電卓も使用してOK
なんと電卓は、数字を入れるとグラフが表示される機能付きです。日本の学校では考えられませんね。

さらに、私の先生はテストで90点以上だとご褒美のクッキーをくれました!

教科書を見て、電卓も使って、逆にどうやったら解答を間違えるの?!と思っていましたが、現地の生徒はほとんど90点以下だったので、日本の数学はハイレベルだなと実感しました。

留学生にオススメの理由

もちろん、内容が簡単なことも理由のひとつだけですが、他にもおすすめポイントがあります。
数学なら文字の量が少ないので、まだ英語が分からない時期でも、教科書も理解しやすいんです。
数学用語はありますが、何度も同じものが出るのでそれを覚えればOK!
日本人には成績も取りやすいので、ぜひ取ってみて下さい。

 

ランチ

次は待ちに待ったお昼ご飯!

基本みんなランチボックスを持って来ますが、日本のお弁当とは中身がだいぶ違います。

【ある日のお昼ご飯】
・ピーナッツバター&ジャム サンドイッチ
・リンゴ& キャラメルディップ
・ポテトチップス

アメリカ人はたくさん食べると思っていたので、私は「以外に軽めだな」と思いました。内容も、日本人からすると、ご飯というよりはお菓子のような感じですよね。

 

お昼はカフェテリア(食堂)で全生徒が集まって食べます。でも私は最初は、誰と一緒に食べるか少し困りました。

なぜなら、アメリカには1組、2組のようなホームルームがありません。先程触れたように、授業は自分で選ぶので、一人一人時間割が異なります。授業ごとにクラスメイトが変わるため、自分から積極的に声をかけるのがオススメです!

 

車でマックを買いに行く!
自分で運転して登校してる人は、車でお昼を買いに行くこともできます。
アメリカではどこでもドライブスルーがあるので、マックやサブウェイなど時間内に買えるんです。
みなさんもぜひ、友達に連れて行ってもらってくださいね。

 

3時間目 Study Hall(自習)

日本では特に1・2年生は一週間授業がびっちり入っていますが、アメリカでは「自習」も時間割に組まれています。

ちなみに、アメリカでも宿題はたくさん出ます!

私は初めは分からないことだらけで、何が宿題かも分からない状態でした。なので、この「自習」の時間は友達や先生に質問しやすくて、私は助かりました。

言葉が違うと、宿題をするのも一苦労です。

日本で、日本語で勉強していても難しい内容なので、英語だと何倍も時間がかかります。それに、問題を解く以前に単語の意味が分からないこともあります。

みなさんも一人で無理せず、友達や先生にどんどん聞いてみてくださいね!

 

4時間目 ボランティア

ボランティアの授業って何?!と思ったかもしれません。

アメリカでは、ボランティアが授業としてあり、必修科目になっている学校もあります

というのも、アメリカの社会ではボランティアが重視されています。受験では参加実績が、内申点のポイントになるほど。

そのためボランティアが日本より盛んで、子どもの頃から身近にあるんです。

 

部活 

アメリカの高校にも、部活はあります。

私はチア、バレーボール、クッキング部に入っていました。「3つも!?」と思うかもしれませんが、それぞれ活動期間が短いんです。ゆるかったクッキング部は、数回しか活動がありませんでした(笑)

アメリカでは日本のように一つを極めるのではなく、シーズンごとに内容が変わります例えば、

秋:アメフト、サッカー (アメリカの年度は9月始まり)
冬:バスケ、アイスホッケー
春:陸上、ラクロス、テニス
夏:(6-8月は夏休み)

 

また、人気の部活はトライアウトというオーディションがあります。オーディションと言っても、スキルがなくても合格する人もいます。

スポーツや音楽は、言葉がなくてもコミュニケーションが取りやすく、友達も作りやすいです。なので、留学したらぜひ部活に入ってほしい!せっかくの経験なので、気になる部活はぜひ少し勇気を出して、挑戦してみてください。

 

スクールカラーで応援!
アメリカの学校はテーマの色とキャラクターが決まっています。バスケやアメフトなど、特に強いスポーツは、スクールカラーのフェイスペイントをしたりグッツを持って、学校のみんなで応援します。
大盛り上がりで、とても楽しいですよ!

 

放課後 友達の家でプール

学校が終わった~!
放課後は、日本の高校生のように電車に乗って街中で遊ぶよりは、誰かの家に行くことが多いです。
(アメリカでは日本よりも治安が悪いため、特に夜は子どもだけで外を歩き回ることはあまりしません。)

庭でバスケをしたり、プールがある家も多いので泳いだりもします。
家の中ではゲームをしたり、とにかくおしゃべりをしたり宿題を一緒にすることも

週末はお泊り!

週末は日本よりも頻繁に、友達の家に泊まります。Movie nightをして、ピザや家で作ったポップコーンを食べながら映画を観たり、とても楽しいですよ。
他にも、モールに行って買い物をしたり、Six Flags(日本の富士Qハイランドのような遊園地)に行くことも!この辺は日本と同じですね。

 

まとめ

今回は、アメリカの高校での一日を紹介しました。いかがでしたか、現地での生活が想像できましたか。

アメリカと日本では、時間割のシステムやテストの受け方など、驚くような違いがたくさんありますよね。
留学に行く人は、気を付けた方がいいことも学べたかと思います。

他にも留学について記事を書いていますので、ぜひ準備の参考にしてください!



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