【英語上級者向けの勉強法5選】さらにレベルUPを目指す学習ポイントを解説

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  • ハイレベルな英語力を身につけたい
  • 英語を磨いて、自信をつけたい
  • 今の英語力をキープしたい

と悩んでいませんか?

実は、上級者向けの勉強法はあまり知られていなく、私もときどき相談を受けます。

この記事では、私自身もやってきた【上級者向けの勉強法・学習ツール】を紹介します。

実際に私はTOEIC960点、英語で会議を回したり外国人社員に指導できるまでになりました。

ぜひ自信を持てるハイレベルな英語力を、GETしてください。

プロフィール
プロフィール
M

・TOEIC960点
・元大手英会話スクール講師
・アメリカ留学(高校/大学 計2年)

英語上級者と呼ばれる人のレベル

英会話スクールなどで、一般的に英語の「上級者」と呼ばれる人の特徴は、

基本的に不自由なく話せて、日常生活の英語は理解もできます。

一方で「母語と比べて話せない」「なまった英語は苦手」など、上級者ならではの悩みも。

以下の2つに分けて、具体的に説明します。

  • 共通するスキル
  • よくある悩み

上級者に共通するスキル・よくある悩み

英会話講師として500人以上私が見てきて、上級クラスの生徒さんに共通していたのがこちら。

今のあなたの英語力と照らし合わせてみてください。

上級者のスキル・できること

以下は、英語の上級者によく見られるスキルです。

リスニング
  • 頭の中で日本語に訳さず理解できる
  • 聞いてすぐに意味が分かる
  • 日常会話の聞き取りは、基本的に問題なし
スピーキング
  • 言いたいことは表現できる
  • 特定の単語を知らなくても、他の言葉で言い換えられる
  • 日常会話や旅行、簡単な仕事での英語は問題ない

土台となる単語・文法知識があるので、生活の英語は問題ありません。

上級者によくある悩み

以前の初級・中級レベルの頃と比べると、上級者になってできることが何倍も増えてはいますが、

逆に「自分ができないこと」が目に付きやすくなるので、悩みは尽きません。

最初と違って上達に気づきにくくなって、伸び悩みを感じる人も多いです。

リスニング
  • 初対面の人の英語は聞き取りにくい
  • 字幕なしの映画・ドラマは、完璧には聞き取れない
  • 慣れてない国の訛りは聞き取りにくい
  • ジョークや比喩の理解はまだ苦手
スピーキング
  • 母語レベルでは話せないもどかしさがある
  • 細かいニュアンスは表現できない
  • 仕事で英語を使うのは、自信がないときがある

慣れないシチュエーションや、応用度が高い英語は苦手なケースが多いです。

逆に上記の苦手なことにアプローチすれば、よりハイレベルな英語になります。

この記事の後半で、具体的なアプローチ法を紹介します。

英検1級・TOEIC945点以上が上級者

英検やTOEICでいうと、どこからが「上級者」か、知りたい人もいるのでは。

公式で発表されている「上級者」がこちら。

  • 英検1級
  • TOEIC945点~

英検とTOEICのレベル表がこちら↓

(英検もTOEICも「CEFR」*という指標を基にレベル算出しています。C1, C2が「上級レベル」なので、そこをチェックしましょう。)

*CEFRとは
英語教育界で習得度と表すのによく用いられる、Common European Framework of Reference for Languageという指標。
6段階に分かれていて、C1とC2が”Proficieint user”=上級者
参照:COUNCIL OF EUROPE The CEFER Levels

英検(枠線が1級レベル)

英検公式サイト―英検CSEスコアとは 引用

TOEIC(枠線が945点~レベル)

資格試験では、一概に英語レベルは計れない

級やスコアは、必ずしも実際の「英語力」とは一致しません。

英検1級の人でもリアルな会話の英語に苦戦したり、TOEIC945点以上でもスピーキングは流暢じゃなかったり。

1級や945点以上を取ることより、「使える英語力」の方が必要な場面も多いです。

上級者がさらにレベルUPする4つのコツ

ワンランク上の英語力には、以下の4点がポイント。

  1. 多様な英語に慣れる
  2. スラングや崩した表現も知る
  3. 文化・社会背景を知る
  4. 目標にマッチした勉強をする

コツ1. 多様な英語に慣れる

「英語に自信があったのに、アメリカ英語以外がさっぱり聞き取れない…」と落ち込んだ経験がある人もいるのでは。

私もイギリスやオーストラリア英語が聞き取れず、当初はショックでした。

上級者に大事なのは、英会話レッスンや映画、学習教材も様々な国の英語を取り入れること。

今までは気づかずアメリカ英語ばかりだったのでは。イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど意識して色んな訛りに慣れましょう。

(アメリカ英語の中でも地域や人種で訛りが違うので、それを意識するのもおすすめです)

色んな英語を聞き慣れておけば、海外旅行、仕事、映画・ドラマなど幅広く楽しめますよ。

イギリス英語、オーストラリア英語が苦手な人は、こちらを参考にしてください。

コツ2. スラング・崩した表現も知る

「教科書英語は問題ないけど、ネイティブのリアルな会話はついていけない」

という人は、スラングや崩したカジュアルな言い方を知るのがカギ

例えば、

“You’re driving me nuts!”

nutsは、食べ物のナッツの他に”crazy”という意味があります。

(なので例文は「あなたは私をイライラさせるの!」という意味)

他にも、
“This ain’t work.”

ain’tは歌詞でよく使われますが、ちょっと特殊な言葉。

be動詞にも、shouldn’t、won’tの役割にもなるスラングです。

(例文の意味は「これちゃんと機能しないよ(上手くいかないよ)」

あなたがスラングで話す必要はありませんが、知っておけば聞いたときに理解できます。

コツ3. 文化・社会背景を知る

多くの人が見落としているのが、欧米の文化や流行り、社会背景を知ることです。

「英語を学ぶ」ことだけに囚われがちですが、ネイティブのように英語を理解するには、「言語以外」を知ることもカギです。

特にジョークや比喩の理解力が、ぐんとUPします。

例えば「なんか昭和っぽい」と聞くと、日本人なら「レトロ」「古臭い」という間接的な意味が分かります。

ですが、その文化背景を知らない外国人は、隠喩まで読み取れません
英語でも間接的な表現や例えは、たくさんあります。
文化や社会背景を知ると、会話の流れについていけたり、ネイティブと同じポイントで笑えるようになりますよ。

コツ4. 目標にマッチした勉強をする

記事の冒頭で英検・TOEICに触れましたが、個人的には、全員が資格試験を受ける必要はないと思っています。

特に「会話力」を上げたい人なら、いくら試験対策をしても、日常会話で使うカジュアルな表現やスラングは学べません。

スピーキングテストもありますが、実際の会話とは違い、「簡潔に無駄なく話すテクニック」を重視しています。

試験以外の学習がおすすめの人
  • スピーキング力を上げたい
    英会話レッスン
  • ネイティブ表現を学びたい
    ポッドキャスト、番組、映画、ドラマ
試験がおすすめの人
  • 目標がない
    スコア取得を勉強の目的にする
  • はっきりした成果でやる気が出る
    スコアUPを指針にする

英語上級者向けの学習法・教材5つ

  1. 話す力を鍛える「アウトプット編
  2. 表現知識をつける「インプット編

パターンごとに、上級者向けの学習法を紹介します。

一つずつ詳しく紹介します。

【上級者向け】英会話・アウトプット法

  • 上級者の英会話選びのコツ
  • 上級者におすすめ英会話TOP5

順番に説明します。

上級者の英会話選びの3つのコツ

英語上級者が英会話を選ぶときは、以下の3つがポイントです。

  1. 各国のネイティブ講師に挑戦
  2. グループ授業(特にディスカッション)で磨く
  3. 海外の生徒と一緒に受講
1. 各国のネイティブ講師に挑戦

ネイティブといっても、色んな国があります。

  • アメリカ
  • イギリス
  • カナダ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • 南アフリカ

さらにイギリスの中?でも、アイルランドは訛りが強いことで有名ですし、他の国も地域によって話し方が違います。

2. グループレッスン(特にディスカッション)で磨く

上級者は、マンツーマンよりもグループレッスンをおすすめします。

一対一だと、先生が生徒のレベルに合わせるので難易度が下がります。

リアルの世界では大体、自分の理解度に関係なく会話が進みますよね。

グループ授業では、少しでも実際に近い状況で練習できます。

今のレベル維持が目的の人は、フリートークの英会話授業でもOK。

ですが英語力をブラシュアップしたいなら、

  • ディスカッション
  • ディベート
  • プレゼンテーション

に取り組みましょう。自分の考えをロジカル&説得力をもち話せると、さらに1ランク上の英語になります。

3. 海外の生徒と一緒に受講する

オンライン英会話は、日本だけでなく世界中から生徒が参加するレッスンもあります。

色んな国の人と一緒に受講できるのは、通学型スクールにはないメリットですね。

ヨーロッパやアジアなど、非ネイティブの多様な英語にも慣れて、おすすめです!

おすすめ英会話3選

おすすめの英会話(対面・オンライン)3つがこちら。

  1. Aitem(ディスカッションレッスン)
  2. EF(世界からの生徒とグループレッスン)
  3. Cambly(ネイティブ講師で週1回~)
Aitem(ディスカッション)
こんな人におすすめ
  • ディスカッション力を上げたい人
  • 表現力をつけたい人
レッスンの質

ディスカッション中心
受講しやすさ

対面/オンライン選べる・予習NG・教科書なし
料金

月3.5万円~・25分あたり1,000円・教材費0円

<通学/オンライン>

【Aitem】は1レッスン3時間で、ディスカッションやディベートに特化した英会話。

国内留学のような環境で、英語脳が作れます。

グループレッスン(対面・オンライン両方あり)で、他のクラスメイトも意欲的で活発な雰囲気です。

Aitemのレッスン内容例(3時間)
  • ディスカッション(1対1・チーム)
  • ディベート
  • スラング表現を学ぶ
  • 単語当てゲーム
  • 発音練習
  • プレゼンテーション

とにかく口を動かして、アウトプットもインプットもする内容ですね。

レッスン外でも先生や生徒同士の交流も盛んなようです。

(講師は指導力や人柄重視の採用だそうで、ネイティブ以外もいます。)

  • 月3.5万円~
  • テキスト代0円
  • 維持費・管理費0円

【アクセス】池袋駅から徒歩7分(オンラインOK)

デメリットは予習ができないこと。

知識を「使う力」をつけるために、レッスン内容は事前に知らされません。教科書もありません。

予習重視の人は勉強しにくいかもしれません。

Aitemはカジュアルで若い雰囲気を好む人に、特におすすめ

EFイングリッシュライブ(お得なグループ&マンツーマン)
こんな人におすすめ
  • ネイティブ講師がいい人
  • 色んな国の英語に慣れたい人
  • 安くたくさん受講したい人
レッスンの質

全員ネイティブ講師・海外生徒と一緒に受講
受講しやすさ

予約なし可・教材豊富・先生もカメラオフあり
料金

月8,900円(38回)・1回あたり234円

<オンライン>

海外にいるような感覚のオンライン英会話、EFイングリッシュライブです。

特にグループレッスンには世界各国から生徒が参加するのが、他社にはないポイント。

EF English のグループトーク、悪くないね…

他の国の訛有りイングリッシュ聞けるし、頑張ってんのは私だけじゃないって思えるのが良い!!!!!

無料体験15回使い切りたい!!

— (@miko__English) July 3, 2023

グループレッスンとマンツーマンの両方が含まれているのも、おすすめの点。

  • グループレッスン
    月30回
  • マンツーマンレッスン
    月8回
月額8,900円(計38回のレッスン)

1回あたり約235

複数人の実践的な会話練習+自分のペースで質問できて学びを深められます。

計38回のレッスンで、しかもネイティブ講師なのに月8,900円と、オンライン英会話の中でもトップクラスお得さです。

(週1,2回だけ受けたい人は、次に紹介する【Cambly(キャンブリー)】の方がお得です。)

\無料7日間トライアル/
Cambly(グループ/マンツーマン週1~)

【Cambly(キャンブリー)】も、講師が全員ネイティブです。

他との違いは、週1回からの最小プランが選べること。

グループレッスン
(60分)
マンツーマンレッスン
(15~60分)
1回 月2,340円~
(1回あたり544円)
週30分 月4,219円~

レッスンは最短15分からので、好きなときにサクッと受講できます。

今の英語力を維持したい人、気軽に始めたい人におすすめです。

無料で7日間で試せます。申込方法がやや分かりにくいですが、【Cambly(キャンブリー)】公式HPの「登録」ボタンからできます。

\無料7日間トライアルあり/

以上が、上級者におすすめの英会話3つです。

【上級者向け】理解度UP・インプット法

続いて英語の表現を、インプットする学習法を紹介します。

上級者向けの、応用編・ワンランク上の英語が身に着く方法がこちら。

  1. コメディ・トーク番組
    (英語のユーモアに親しむ)
  2. SNS
    (リアルな英語に触れる)
  3. Audible・Podcast
    (表現理解を深める)
  4. 映画・ドラマ
    (リスニングの練習に)
  5. TED Talks
    (色んな国の英語を聞く)

コメディ・トーク番組】英語のユーモアに親しむ

トークショーやコメディを見ると、その国で話題になっていることや、ユーモアの感覚が少しずつ掴めてきます。

ネイティブが見る番組なので、話すスピードは非常に速いです。

最初は聞き取れないと思いますが、ちょっと息抜きをしたいときなどにおすすめです。

私のおすすめはこちら!

Ellen Show

Ellen Showは、アメリカ人司会者Ellenが、ゲストを招待するトークショーです。

エレンが話すのはアメリカ英語。

ゲストは歌手や俳優などアメリカ人率が高いですが、他国から来ることもあります。

エレンは顔色を変えずさらっとジョークを挟むので、慣れるまで掴みにくいかもしれません。

観客と同じタイミングで笑えたら、あなたは相当な上級者です!

The Late Late Show

イギリス人コメディアンのJames Cordenの番組です。

彼は典型的なイギリス英語を話し、ゲストもイギリス人が多め。

分かりやくボケるので、Britishイングリッシュに慣れていない人でも、比較的理解しやすいです。

おバカな企画を色々出しています。

(carpool karaoke「相乗りカラオケ」もこの番組の有名企画ですが、大半は歌ってて会話の時間は少なめです)

【SNS】リアルな英語に触れる

SNSは流行りの言葉、スラングやカジュアルな表現が溢れていて、まさにreal life Englishが学べる場です。

(ちなみに、上のXの投稿にある”on cloud nine”は「最高に嬉しい」のスラングです。)

ユーモアのある投稿もよくありますが、話のオチが分からないときは、ぜひコメント欄を見てください。

オチが理解できない人やノンネイティブが、”I don’t get it…” “please explain”などとコメントしていて、誰かが説明してくれています。

Audible・Podcast】表現理解を深める

文語に触れたり、映像なしで文字だけで理解するトレーニングには、AudibleやPodcastがおすすめです。

Audibleとは
Amazonの「聴く読書」が出来るサービス。
12万以上の対象作品が、定額で聴き放題です。

読書とは違い、耳さえ空いていれば、場所や時間を選ばずに取り組めるのがメリット。

オフライン再生可能なので、通勤中やお昼休憩など外でも聴けます。

ながら学習・スキマ時間学習ができるので、英語に触れる時間を増やせますよ。

(AmazonのAudible会員になると、Podcast(ラジオ)も無料で聴き放題です。)

Amazonのaudible
公式サイト

30日間の無料体験を試す
 

【映画・ドラマ】速いリスニングの練習に

映画やドラマは、ネイティブレベルの速度・単語なので難易度が高いですが、上級者だから楽しめる勉強法です。

日本語字幕を付けると、日本語に意識が向いてしまうので✖。

英語音声のみで鑑賞するか、字幕なしだとキツい場合は英語字幕にしましょう。

まだ慣れていない人は、ストーリーを知っている作品を選んだ方が、学習には効果的です。

私のおすすめ作品こちら(コメディ要素が強く、字幕なしでも比較的分かりやすいです)

(Amazon プライムビデオとU-NEXTは、1ヵ月の無料体験あり)

【TED Talks】色んな国の英語を聞く

学習法としては有名なので、すでにご存じかもしれませんが

TED Talksは世界中の研究者や活動家、起業家などのプレゼンテーションを聞けます。

ネイティブを含め各国からの発表者なので、色んな英語を聞き取る練習になります

中級者でも学習に使人うもいますが、上級者になると、英語を学ぶというより「プレゼン内容自体を楽しむ」ことができるのが醍醐味です!

まとめ:文化や背景知識も深める学習法で、英語をハイレベルに

英語の上級者におすすめの、具体的な勉強法は以下です。

おすすめ英会話(アウトプット)

  1. Aitem
  2. EFイングリッシュライブ
  3. Cambly
おすすめ勉強法(インプット)
  1. コメディ・SNSで英語のユーモアに触れる
  2. 映画・ドラマは日本語なしで観る
  3. TED Talks
  4. Audible

あなたがやってみたい!と思ったのは、どれでしたか?

全部取り入れる必要はありません。まずは1つ興味を持ったものからでOK。

さっそく今日から取り入れて、もっと自由に楽しめる英語力をゲットしてください。

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