【和製英語47選】本当は意味が違う面白い単語一覧!ネイティブに誤解されるので要注意

英語学習
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海外で英語だと思って使った言葉が、全然通じなくて焦った経験がある人も多いのでは。

日本人が普段から使っている単語の中には、本当の意味は全く違ったり、英語には存在すらしないものもあります。

そこでこの記事では、日常会話で使う【正しく覚えておきたい和製英語】を紹介します!

プロフィール
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英語と留学のおかげで世界が広がったから、一人でも多くの英語学習の役に立ちたい...!

言語を学んだり、色んな国の人に会うことが好きです。

【留学2年間/海外ゲスト受け入れ50人/大手英会話で講師経験/TOEIC960点】

和製英語とは

和製英語とは、

  1. 英語だが、本当の意味が異なるもの
  2. 意味が通じない英語の組み合わせ
  3. 英語には存在しない単語

のことを指します。(Japanglish「日本語英語」と呼ぶこともあります)

意味が全く違って面白い!和製英語一覧

47つの和製英語を、以下の3パターンに分けて紹介します!

  1. 意味が変わってしまう和製英語
  2. 伝わらない英単語の組み合わせ
  3. 英語には存在しない和製英語

意味が変わってしまう和製英語

たくさんあるので、①全般の単語と②衣服関係の単語 に分けて、紹介します。

和製英語
英語での意味
ドラマ人間模様・大袈裟
ファイト!殴り合え!
ハイテンション張り詰める緊張感
オリジナル元の、元祖の
ニートカッコいい
スマート賢い
カンニングずる賢い
マンション大豪邸
リフォーム改革する
レンジ
アイス
シールアザラシ
コンセント合意
トランプドナルド・トランプ
バイキング海賊
クラシック典型的
(つまらない)
パンフライパン
クレーム主張する
タレント才能

一つずつの解説と、正しい英語を紹介します!

ドラマ→「人間模様」「大袈裟」

英語で”drama”と一語で使うと、テレビで放送されるような番組ではなく、以下のような意味になります。

  1. 次々と起こる複雑な出来事・人間関係
  2. 大袈裟にすること
  3. 演劇

日常会話でよく聞かれるのが、上の2つでの意味で、実際の会話ではこのように使います。

My girlfriend always starts drama.
意味: 物事を大袈裟にして、深刻な問題かのように悲しんだり怒ること
She is a drama queen.
意味:色んなことを大袈裟にして、自分が悲劇の女王かのように振舞う人

例えば、相手に数時間LINEの返事をもらえず、「私をこんなにも無視するなんて!もう友達を辞めよう!」となることです。家、学校や職場などで、特に仲がいい人同士で使われる表現です。

3つ目の意味は、高校でdrama club「演劇部」のような使い方をします。

TVドラマは英語で”TV show”
韓国ドラマはKorean drama (K drama)といったりします。
ファイト!→「殴り合え!」

fightは英語では「頑張れ」ではなく、「(物理的に)戦う」という意味になります。

学校がテーマの映画で、学生同士が喧嘩を始めて、周りを取り囲む人たちが” fight! fight!”と連呼して、はやし立ててるシーンを、みなさんも見たことがあるのでは。

「頑張れ」は英語で

  • Good luck! 上手くいきますように
  • You can do it! 君ならできるよ
  • Do your best!全力で頑張れ
  • I believe in you! 出来るって信じてるよ
  • Hang in there! あともう少しだよ
ハイテンション→「張り詰める緊張感」

tensionは英語で、暗いイメージがある単語です。

  • 緊張感が張り詰めている(雰囲気、人間関係)
  • 糸などがピンと張っていること

さらにhighが付くと、「強く」張り詰めるというニュアンスになります。

I couldn’t stand with the tension in the room.
その部屋の、緊張感が張り詰める雰囲気に耐えられなかった。
The tension between the countries is growing.
両国間の緊張感は増している
日本語の意味とはだいぶ異なるので、要注意です。
ハイテンションは英語で

  • hyper(子供のみ)
  • really excited

ネイティブがテンションが高いことを表現するときは、みなさんが良く知っているexcitedを使います。

マイ ビジネス→「あなたには関係ないこと」

“business”は、日本語と同じ「ビジネス」意味以外にも、使い方次第で攻撃的な意味になってしまうので、注意が必要です。

buinessの英語の意味はこのようになります。

  • 個人の問題
  • 取引
  • ビジネス
This is my business.
これは私の問題だから。(「あなたには関係ない」というニュアンス)
また、以下のような表現も良く使われます。
It’s none of your business.
あなたには全く関係ないことだよ
Mind your own business! 
自分のことだけ気にしてて!(人のことに口出ししないで)
使い方が心配な人は、myやyourを付けずに言うのがおすすめです。

日本語と同じ「ビジネス」の意味

  • do business with ~と取引する
  • business trip 出張
オリジナル→「元祖」

日本語では「独創的」という意味でつかわれますが、英語でoriginalは「元祖の」と意味です。

海外のお菓子のパッケージには、よく”original“(元祖の味・形)と書いてあります。

「オリジナル」は英語で

  • unique
  • ~’s own idea
ニート→「かっこいい」
英語でneatは本来、「整っている、きれいな」という意味です。
最近はネイティブは、スラングで「かっこいい」「クール」という意味で使います。
I can’t write neatly. 
綺麗に文字が書けないんだよね。
Your t-shirt is neat!
君のTシャツかっこいい!

「ニート」は英語で

  • unemployed(無色)
  • He doesn’t work and stays home all day.
スマート→賢い

日本語で「スマート」は、「細見・スタイルが良い・着こなしがカッコいい」などの意味ですね。

ですが、英語でsmartは「賢い」という意味です。

「スマート」は英語で

  • thin 身体が細い
  • fasionable/ stylish おしゃれ
カンニング→ずる賢い

cunningは「ずる賢い」という意味で、”He is cunning.”だと「彼はずる賢いです」となります。

「カンニング」は英語で
cheat
マンション→「大豪邸」

英語でmansionは、大豪邸という意味です。

「マンション」は英語で
apartment
M
M

私は留学したとき、ホストファミリーに”I live in mansion.”と言ったら全く信じてくれなくて、なぜ疑われるか分からず、「本当だって!」と言い続けた経験があります。

リフォーム→改革する

reformは、日本人が間違って使っているのを、よく目にします。英語では、「(システムなどを)改革する」「改心する」という意味です。

「リフォーム」は英語で
to renovate
日本語でも「リノベーション」と言いますよね!
to update
レンジ→「範囲」

レンジは「電子レンジ」の意味にはならず、range=「幅、範囲」となります。

The company offers a wide range of options. 
その会社は、幅広くものを提供している
「電子レンジ」は英語で
microwave
アイス→「氷」

iceは英語で「氷」で、アイスクリームはice creamと訳さずに言います。

ちなみに、「ソフトクリーム」も和製英語です。英語ではsoft serve (ice cream)(柔らかく提供されるアイスクリーム)と言います。

シール→「アザラシ」

sealには、英語で2つの意味があります。

  • 動詞:閉じる
  • 名詞:アザラシ

日本語のシールと同じように、名詞として「シールが可愛い」「シールを買いたい」と言うとアザラシ?と伝わりません。

「シール」は英語で
sticker(日本語でもステッカーと言いますよね)
コンセント→合意

consentは英語で、合意・許可という意味になります。

「コンセント」は英語で
outlet
トランプ→「ドナルド・トランプ」

trumpは英語で、遊ぶカードではなく固有名詞だと思われます。特に今は”Trump”と言われると、ほとんどの人がドナルド・トランプを思い浮かべます。

「トランプ」は英語で
playing cards
クラシック→「典型的・つまらない」

classicには以下のような意味があります。

  • 典型的な
  • 傑作の
  • 古典的な

日本語にすると、まるで真逆の意味ですが、ネイティブは言い方や文脈で判断しています。

(That’s so) Classic. 
典型的だね(普通過ぎて面白くないね)
↑の表現のようにネガティブな意味として、日常会話でもよくネイティブが使います。
「クラッシック音楽」は英語で
classical music
パン→フライパン

panは英語は「フライパン」を指します。

「パン」は英語で

  • bread(シンプルなパン)
  • pastery(菓子パン)
クレーム→主張する

claimは英語で「主張する」です。何となく意味は似ていますが、「文句を言う」というニュアンスはありません。

「クレーム」は英語で

  • complain(動詞)
  • complaint(名詞)
バイキング→海賊

vikingは海賊のことです。”I like viking.”なんて言ったら、ネイティブにきっと驚かれます。

「バイキング」は英語で
buffet(tは発音せず「バッフェ」)
タレント→才能

talentは英語で「才能」で、”He is talented”(彼は才能がある)という表現をよく使います。

「タレント」は英語で

  • TV personality, TV star
  • comedian(芸人)
  • celebrity(芸能人)

意味が変わってしまう和製英語【衣服類】

和製英語
英語での意味
マフラー車のマフラー
ワンピース1ピース
ピアス穴をあける
スウェット
パーカーParkerさん
(人の名前)
チークほっぺ
マフラー→「車のマフラー」

首に巻くマフラーは、mufflerではありません。

「マフラー」は英語で
scarf(単数)scarves(複数)
ワンピース→「1ピース」

one pieceと言うと、「1ピース」または、海外でも有名な漫画の「ワンピース」だと思われます。

洋服の話の流れでonce pieceと言うと、「上下が繋がった服」というニュアンスになります。

「ワンピース」は英語で
dress
パーティードレスでなく、普段着るものもdressと言います
ピアス→「穴をあける」

英語のpierceは、動詞の「穴をあける」という意味です。

Are your ears pierced?
耳に(ピアスの)穴開いてる?
「ピアス」は英語で
earring(s)
*海外で日本のイヤリングをしている人を、私は見たことがありませんが、あえて「イヤリング」を英語にするならclip-on(s)
スウェット→汗

sweatは英語で「汗」「汗をかく」を意味します。(ポカリスエットも、汗をかいたときに飲むものですよね!)

“I like your sweat.”と言うと、「あなたの汗が好きです」と不気味な文になってしまうので注意!

「スウェット」は英語で
sweatshirt(スウェットシャート)
*shirtを付けるだけで、ちゃんと伝わるので忘れずに。
パーカー→Parkerさん

Parkerと言うと、ネイティブには人の名前か、会社の名前に聞こえます。

「パーカー」は英語で
hoodie
チーク→ほっぺ

化粧品の「チーク」は英語では、違う単語で言います。

「チーク」は英語で
blush(ブラッシュ)
*ブラシはbrushなので、RとLを言い分けましょう!

伝わらない英単語の組み合わせ:和製英語

和製英語
正しい英語
ハイタッチhigh five
マイペースat ~’s own pace
BGMmusic for (studying)
PClaptop
コインランドリーlaundromat
ペットボトルplastic bottle
スキンシップphysical contact
サラリーマンbusiness man
business person
ベビーカーstroller(米)
pushchair
(英)
オムライスomlet and rice
アメリカンドックcorn dog
ピーマンgreen pepper
ボールペンpen
ガソリンスタンドgas station(米)
petrol station
(英)
ジェットコースターroller coaster

詳しい説明が必要なものをピックアップして、解説します!

ハイタッチ high five

ハイタッチは、手(5本の指)を出してしますよね。そのため、”five”と表現します。

High five!
ハイタッチ!
Give me five!
ハイタッチしよう!(このように”five”だけでも言います)

ちなみに、両手のハイタッチは指が10本なので、”high ten“です。

マイペース ~’s own pace

my paceって他人のことでも「my=私の」で、考えてみたら面白いですよね。

もちろん英語では、”He is my pace.”(彼は私のペースです)なんて言ったら、相手は相当困惑するでしょう。

He always studies at his own pace.
彼はいつも自分のペースで勉強する(「ゆっくり」のニュアンスはなし)
He does things very slow(ly)
彼は物事をするのがゆっくりだ
サラリーマン business man

確かにsalary=給料ですが、英語でsalary manとは言わず、ネイティブには全く理解してもらえません。

They are business people
↑これが正しい訳ではありますが、アメリカではそのように言う習慣は、あまりありません。
日本ではサラリーマンという言葉を、自己紹介などでもよく使いますが、アメリカでは具体的に仕事を言うことの方が、一般的です。
My dad works for a bank.
父は銀行に勤めています。

英語には存在しない単語:和製英語

和製英語
正しい英語
アンケートquestionnaire
アルバイトpart time job/work
エネルギッシュenergetic
リュックbackpack
ホチキスstapler
メリットpros
デメリットcons

これらの単語は、フランス語やドイツ語から来ていたりと、英語話者には全く通じないので、英単語を覚えておくと、便利ですよ!

メリット・デメリットは、英英辞書にはmerit/ demeritと載っているのですが、ネイティブは「その単語は知らない」と言っていて、実際全然通じませんでした!

和製英語はネイティブに誤解されてしまうことも!

和製英語は、全く通じないものもあれば、“This my business.”(これは私の問題だから。あなたには関係ないから)のように、ネイティブに誤解を生んでしまうような場合もあります。

ネイティブが使うような英語の表現を身につける、何よりの近道は、ネイティブと話すこと!

実際に話していると、「そんな風に表現するんだ!」「英語らしいフレーズだな」と気づきや学びがたくさん出てきます。

時には日本語表現になってしまい、上手く通じないこともありますが、一度失敗すると記憶に強く残るので、その単語を次からは正しく使うことができますよ。

おすすめ英会話の、比較&紹介はこちら!

ネイティブ表現集はこちらから↓

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