オーストラリア英語が聞き取れない3つの理由を解説【対策法あり】

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オーストラリア英語がなかなか聞き取れなくて、困っていませんか?

聞き取りにくいのは、特有の発音やフレーズが使われているからです。

この記事では、そんなオーストラリア英語の特徴を解説します!

対策法もあわせて紹介しますので、聞き取るための取り組み方が分かりますよ。

(TOEICスコアが2ヵ月で100点UPも叶う!専属コーチが学習管理をするから、オーストラリア英語の対策もばっちりの英語コーチングは、こちらで紹介しています。)

プロフィール
プロフィール
M

・TOEIC960点
・元大手英会話スクール講師
・アメリカ留学(高校/大学 計2年)

オーストラリア英語の特徴

オーストラリア英語はAussie English(オージーイングリッシュ)と呼ばれ、発音や単語はイギリス英語に似ています。

こちらの動画を見ると、アメリカ英語とはだいぶ異なり、イギリス英語に近いとよく分かります。

イギリス英語に似ている一方で、発音が少し違ったり、一部単語そのものが異なるものもありましたね。

オーストラリア英語は、日本語で例えると大阪弁のようなイメージです。

  • 同じ単語でもイントネーションが独特
  • 言い方が少し違う(「マック・マクド」「違う・ちゃう」のように)
  • 特有の単語がある(「ほんま」など)

なので、今まで日本語を標準語で勉強してきた外国人が、「大阪弁が聞き取れない!」と感じるのは想像がつきますよね。

同様に、日本人にとってオーストラリア英語は慣れていないので、聞き取りにくんです。

ちなみに、ネイティブ同士でも、アメリカ人やイギリス人が何度も聞き返したり、「何のことか分からないよ~!」とよく言っています。

ちなみに、ネイティブの間でバズった動画がこちら。

タイトルが「Aussiet Interview Ever(史上一番オーストラリア度が強いインタビュー)」で、「オーストラリア英語の特徴が、面白いほど詰まっている」と話題になりました。

近所のお店で起こった事件について話しているのですが、実は単語は簡単なものばかりです。

でも、ほとんど聞き取れなかったのでは。

何度も聞こえる「メイッ」が気になった人もいると思います。

なぜオーストラリア英語が聞き取りにくいのか、「メイッ」の正体は何なのか、解説していきます!

オーストラリア英語が聞き取れない理由

オーストラリア英語が聞き取りにくいのは、独特な特徴があるからです。

その特徴は、主に以下の3つ。

  1. 発音に訛りがある
  2. 特有の表現・単語がある
  3. 単語が省略されやすい

一つずつ解説します!

①発音に特徴的な訛りがある

イギリス英語に似てはいますが、それとも少し違う、オーストラリア特有の訛りがあります。

さきほどの動画でも、かなり聞き慣れない発音だと感じたと思います。

  1. 母音
  2. 子音

この二つに分けて、何が特徴的なのか説明します。

特徴1 母音

母音の発音の仕方は、アメリカ英語とかなり違います。

たかが母音なのですが、少し音が違うだけでも、日本人が聞くと全然違う単語に聞こえてしまいます。

dayは「ダイ」

アメリカ英語で「エ」と発音されるものが、「ア」のようになります。

厳密には、アメリカ英語では完全に「エ」の発音が、オーストラリア英語では、「アとエの中間のような音」です。
<オーストラリア発音>
  • day ダイ
  • mate マイト
  • way ワイ
  • may マイ
catは「キェット」

アメリカ英語の「ア」の音は、「エ」に近い音になります。

厳密には「ア」の口の形で「エ」と発音
  • cat キェット
  • an エン
  • sat セーット
likeは「ロイク」

「アイ」の音は、オーストラリア英語では「オイ」のように発音します。

  • like ロイク
  • night ノイト
  • time トイム

すごく簡単な単語も、これだけ発音が変わるので、聞き取りが難しいんです。

特徴2 子音

Rを発音しない

単語の中や終わりにあるrは、アメリカ人のように舌を巻きません。

正確には、rが「息を抜くような音」になります。

この点では、イギリス英語の発音に似ています。

  • here ヒア
  • are アー
  • or オー
  • more モー
  • other アザ
  • culture コルチャ
<番外編>
scheduleは「シェジュル」と発音。
TOEICのリスニングでも頻出するので、慣れておきましょう!

②特有の単語・表現がある

オーストラリア人だけが使う、単語や表現がたくさんあります。(日本語で例えると、関西弁の「おおきに」のようなもの)

その単語自体を知らない人にとっては、リスニングのハードルがぐんと上がります。

以下の2種類に分けて紹介します。

  1. 単語
  2. 挨拶・フレーズ

オーストラリア英語の日常会話を、レベルアップさえたい人は必見です!

実際の会話では必ず耳にするものですが、オーストラリア色がだいぶ強いので、TOEICでは出てきません。

TOEICのリスニング対策で読んでいる人は、このセクションは読み飛ばして、聞き取れるようになる方法まで飛んでもOKです!

単語

オーストラリア特有の単語を、①食べ物&飲み物 ②その他、に分けて紹介します!

<食べ物・飲み物編>

アメリカ
意味
MaccasMcDonald’sマクドナルド
brekkiebreakfast朝食
(hot) chipsfrench friesフライドポテト
frothybeerビール
coldie /
cold one
cold drink冷たい飲み物
barbiebarbecueバーベキュー
avoavocadoアボカド
biccycookie
(bisucit英)
クッキー

<その他の単語>

アメリカ
意味
matefriend友達
arvoafternoon午後
bathersswimsuit水着
thongsflip-flopsビーサン
eskycoolerクーラーボックス
brollyumbrella
cactusbroken, tired壊れている
疲れている
ChrissieChristmasクリスマス

brekkie, coldie, eskyのように、語尾に「イー」が付きやすいです。

mate

冒頭のインタビュー動画でも、現地の人が連発していた”mate”は、とにかくよく使われます。

大きく2つの意味があります。

  1. 友達(friend)としての意味
  2. 呼びかけるときに使う

動画の人のも、それぞれの意味で使っていて、

mate‘s shop”「ぼくの友達のお店なんだ」

“What are you doing mate?”「きみ何してるの?」と逃げようとする人に話しかけたよ

と言っています。

呼びかけの意味では、アメリカ英語のguysやbroと同じように使います。
友達や同僚など親しい人以外に、知らない人に、店員がお客さんに言ったりもしますよ。

挨拶・表現

続いて、現地で特によく耳にする、挨拶やフレーズを紹介します。

G’day
Hi

オーストラリア人が、とてもよく使う挨拶です。発音は「グダイ(グデイ)」。

Crikey!
Wow!

驚いたときに、よく使います。

Good on ya!
Good job!

yaはyouを省略した言い方です。(ya自体はアメリカでも、カジュアルな場面で使われます)

reckon
think

これも会話の中では、頻繁に使われます。(私のオーストラリア人の友達も、一日に何度も言います!)

知らないと、意味を予想すらできない単語ですよね。

What do you reckon?
(What do you think?)

Deadset
really

Deadset!?(ほんとに!?)と言ったり、文章でThat’s deadset awesome!(あれ本当に最高!)と使います。

A beauty
A good thing

本来は「美しさ・美しいもの」という意味ですが、

オーストラリアではThat car is a beauty.のように、「良いもの」「かっこいいもの」という意味で使います。

③省略語を使う

オーストラリア人は日常会話で、単語を短くして言うことが多いです。

  • kangaroo→roo
  • mosquito蚊→mozzie
  • politician政治家→poli

地名も略されることがあります。

  • Gold Coast(オーストラリアの首都)
    →The Goldie
  • Brisbane(オーストラリアの都市)
    →Brissie 

オージー英語の特徴が、何となく分かったと思います。
続いて、聞き取れるようになるコツを紹介します!

聞き取れるようになる!3つの方法

【オーストラリア英語が聞き取れるようになる練習法】を紹介します。

発音や表現が分かって、安心していませんか?

あと1歩で聞き取れるようになるのに、ここで終えたらもったいない!

多くの人が知っただけで満足してしまい、いざリスニングをしたら「まだ全然聞き取れない…」となっています。

原因は、英語の特徴を知っているのと、聞き取る力があるのは、違うからです。

実際、アメリカ英語でも、知っている単語なのにリスニングが難しいですよね。

以下の3つの方法で、オーストラリア英語を聞き取る力をGETしましょう!

  1. 【聞こえる耳を作る】音読
  2. 【実践練習】英会話レッスン
  3. 【抵抗をなくす】映画・ドラマ

【聞こえる耳を作る】音読

私が一番効果があると感じるのが、音読練習です。

TOEICで870点取ったときにも、取り入れていました。

適切な教材とステップでやれば、リスニング力UPに直結しやすいので、英会話のレッスン内でも生徒さんに指導しています。

さっぱり聞き取れなかった一文が、10分の練習で「ゆっくりはっきり聞こえる!」と変化し、みなさん驚かれます。

自分が発音できるものは聞き取れるので、音読練習はオーストラリア英語もちゃんと聞き取れるようになりますよ。

効果が出る音読の練習法

  1. 自分で練習する
  2. 音読添削アプリを使う
  3. コーチングを受ける
自分で音読練習
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安さ        ★★★

教材を買って自分で練習すると、間違ったやり方をしてしまうリスクがありますが、費用は安くできます。

「聞こえたままマネするだけ」と思っている人が多いですが、それでは効果がすぐに出ません。

惜しいやり方に気づかずやるのは、あなたの努力も時間ももったいないですよね。

下の記事で、効果的なステップ・コツ・おすすめの教材を紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

.

音読添削アプリ
上達しやすさ  ★★☆
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今まで音読練習したことがある人は分かると思うのですが、一人で音読していると、自分の発音が合っているのか不安になるんです。

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【実践練習】英会話レッスン

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「音読練習をコツコツ続けるのは苦手」「オーストラリア人と話したい」という人は、英会話レッスンも聞き取りの練習になります。

実際にネイティブと話して通じる喜びがあると、楽しく続けられますよね。

最初はオーストラリア英語が聞き取れなくても、たくさん触れると、留学と同じように、気づいたら前より分かるようになっています。

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【英語への抵抗をなくす】映画・ドラマ

オーストラリア英語をたくさん聴いて、抵抗を無くしたい場合は、映画やドラマも学習法の1つです。

正直、一度観てリスニング力が上がる訳ではないので、音読や英会話レッスンとあわせて、楽しむのがおすすめです。

オーストラリアが舞台になっている映画やドラマは少ないので、リスニングの練習になるものを探すのに苦労した人もいるのでは。

オーストラリア英語を聞ける、おすすめの映画&ドラマはこちら!

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アカデミー賞6部門にノミネートされた、名作です。

5歳で迷子になり、オーストラリアで養子として幸せに育てられた主人公。生き別れになった家族に会いたいが、迷子で引き取られた故に、ほんのわずかな情報しかなく―。

オーストラリア英語を浴びれるのはもちろん、内容も良くて、映画のタイトルの意味が分かったときに衝撃を受けます。

映画好きの私も、忘れられない作品です。できるだけ事前情報なしで観ることを、おすすめします!

で観れます。

ウェントワース女子刑務所
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オーストラリアで人気だったドラマの、リメイク版です。

「伝説」に上り詰めていく主人公が、他の受刑者たちと繰り広げるオーストラリアの女子刑務所でのストーリー。

段々と彼女たちの過去が明らかになり、寝不足になるほどドハマりすると話題になりました。

ドラマなので1話ずつ見進められたり、計22話と多いのも、英語学習がしやすいポイントです。

で観れます。

まとめ:オーストラリア英語は対策をすれば聞き取れる

オーストラリア英語が聞き取りにくい理由をまとめると、

  • 発音の訛り
  • ユニークな単語や表現

聞き取れるようになる3つの解決法は

  1. 音読練習
  2. 英会話レッスン
  3. 映画・ドラマ

今回紹介した内容を、それぞれ詳しく知りたい方は、こちら↓

他にもTOEIC対策に役立つ記事は、こちら↓

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