同音異義語は英語にもたくさんあるので、混乱する人も多いと思います。
試験のリスニングや、日常会話でも多く出てきます。
この記事では、【同音異義語リスト】や【ネイティブの判断の仕方】を紹介しているので、整理して覚えましょう!
英語の同音異義語とは
日本語の「橋・端」や「雨・飴」のように、英語にも、発音は同じでも意味が違う【同音異義語】があります。
(homophoneと呼ばれ、homoは「同じ」phoneは「音」を意味します。)
中学で習うような簡単な単語も多いですが、スペルに惑わされて読み方を間違えたり、リスニング問題で引っかかって誤答しやすいので、確認しておきましょう!
英語の同音異義語一覧
同音異義語の組み合わせと、その意味を一覧にして紹介します。
<A~Dの単語例>
ad | 広告 |
add | 加える |
allowed | 許可された |
aloud | 大声で |
allow(ed)を「アロウ」と言う日本人が多いですが、正しくは「アラウ」です。
ate | eatの過去形 |
eight | 8 |
ant | アリ |
aunt | 叔母 |
band | バンド |
banned | 禁じられる |
be | be動詞 |
bee | 蜂 |
bored | 退屈 |
board | 板、ボード |
break | 壊す |
brake | ブレーキ |
by |
buy |
bye |
cerial | シリアル |
serial | 連続した |
die | 死ぬ |
dye | 染める |
<F~Hの単語例>
farther | farの比較級 |
father | 父 |
flew | 飛んだ |
flu | インフルエンザ |
flower | 花 |
flour | 小麦粉 |
for |
four |
hall | ホール |
hole | 穴 |
whole | 全体 |
hear | 聞く |
here | ここ |
heel | かかと |
heal | 治癒する |
hi | こんにちは |
high | 高い |
同音異義語は、TOEICのリスニングでも、ひっかけとして出題されるので覚えておきましょう!
<I~Tの単語例>
I | 私 |
eye | 目 |
knew | knowの過去形 |
new | 新しい |
know | 知っている |
no |
knot | 結び目 |
not |
knotの”k”も、knowと同じ「サイレントk」です。
made | makeの過去形 |
maid | お手伝いさん |
meet | 会う |
meat | 肉 |
muscle | 筋肉 |
mussle | ムール貝 |
our | 私たちの |
hour | 時間 |
pair | ペア |
pear | 洋梨 |
plane | 飛行機 |
plain | プレーン |
principal | 主の |
principle | 原理 |
red | 赤 |
read | readの過去形 |
there | そこ |
their | 彼らの |
they’re | 彼らが |
too | ~も |
two | 2 |
toは、日常会話ではtoo/ twoよりも、短く弱く発音されることが多いです。
<S~Wのリスト>
sea | 海 |
see | 見る |
sew | 縫う |
so | だから |
sight | 視界 |
site | 場所 |
cite | 引用する |
some | いくつかの |
sum | 合計 |
sun | 太陽 |
son | 息子 |
sonをスペルから、「ソン」と発音する人がいますが、「サン」なので注意!
your |
you’re |
waste | 捨てる |
waist | ウエスト |
way | 道、やり方 |
weigh | 重さがある |
weather | 天気 |
whether | ~かどうか |
week | 週 |
weak | 弱い |
where | どこ |
wear | 着る |
which | どっち |
witch | 魔女 |
won | winの過去形 |
one | 1 |
wonを「ウォン」と発音する日本人がとても多いですが、oneと同じ「ワン」なので気を付けましょう!
write | 書く |
right | 正しい、右 |
同音異義語はどう判断するか
発音が同じなのに、話し手がどちらの単語を意味しているか、正しく判断できるのか、心配になりますよね。
そこで、ネイティブがどう判断しているかを教えます!
- 文法から判断
- 文脈で判断
文法から判断
ネイティブは、多くの同音異義語を文法から判断できます。
例えば、 I ワン the game yestarday.という文。
won(winの過去形)とone、どちらも「ワン」の発音ですが
- I(主語)のすぐ後は動詞がくる
- theの前にoneは来ない
これらを無意識に考えて、wonを意味していると理解することができます。
ネイティブはこれを全く問題なくできますが、日本人にとっては、聞きながら文法を考えて瞬時に判断するのは、ハードルが高いですよね。
そこでオススメは次の方法です。
文脈で判断
仮に、名詞同士の同音異義語でも、大半は文脈で判断できます!
例えば、sun(太陽)/son(息子)。どちらも「サン」と発音する名詞です。ですが、
That’s my サン.
この短い文でも、文脈を意識すれば、どちらの単語を意味しているか検討がつきます。
仮に「あれが私にとって太陽のような存在で―」という話でsunを意味していた場合でも、その前後の会話の流れから、sunのことだと分かります。
客観的に考えると、文脈で判断するのは簡単そうですが、リスニング問題になると間違える人は意外と多いです。
テストで正しく解答するコツは、【一語ずつ訳そうとせず、話の全体的な流れを意識して、聞くこと】です。
同音異義語のひっかけを意識して練習問題を解くと、ひっかからないようになりますよ!
TOEICリスニングの、対策の仕方はこちらで紹介しています。
まとめ:英語の同音異義語は、文脈で判断する
英語にも、同音異義語はたくさんあります。
話し手がどちらの単語を指しているかは、文法か文脈から判断できます。
ですが、頭でそれを分かっていても、聞いて瞬時に判断できるようになる訳ではありません。
英会話ならレッスンなどで実践練習、試験のリスニング問題も、同音異義語のひっかけを意識して問題集を解けば、慣れて正答できるようになります。
正しく取り組めばちゃんと成果は出るので、さっそく練習してみましょう!