留学ってどういう意味?
実際何をするの?
どんな種類がある?
対象年齢は?何歳から可能?
どんな人が行くもの?
この記事では、これらの疑問に答えます。
2度の留学体験談も交えながら、解説します!
留学とは
語学の他にも、音楽やダンス留学といった、技術を磨く目的の留学もあります。
元々は外国に行くことを指していましたが、最近は「国内留学」(海外留学と同じような環境を日本内で作り、そこで語学を身につけるプログラム)も出てきました。
留学の目的
英語を上達させる以外にも、留学の目的はいくつかあります。
✔ 英語に集中できる環境で、確実に上達したい
✔ 国内ではできない経験や挑戦をする
✔ 海外で生活で、語学面以外でも成長したい
例)カナダ:自然の中で生活したい
ハワイ:気候がいい場所がいい、観光を深く学びたい
留学の利点5つ【筆者の実体験から】
私が2度の留学を体験して実感した、留学の利点5つを紹介します。
②判断力・思考力がつく
③自身・達成感を得られる
④視野が広がる
⑤柔軟性・対応力がつく
利点① 語学が上達する
私は高校留学後、卒業までにTOEIC870点を取得できました。大学留学も経験して今はTOEIC960点です。
そして何より、留学したおかげで自信を持って「英語が話せる」と言えるようになりました。
大学受験での英語面接や、仕事で毎日外国人と英語で働くのも、私は留学なしではなし得なかったと思っています。
留学をすると、日本で過ごす同じ時間より、何倍も上達を実感できます。毎日ずっと英語(留学先の言語)を浴びる環境にいますし、決められた期間の中で一生けん命に取り組めるので、成果が出やすいですよ。
利点② 判断力・思考力がつく
留学は準備から帰国するまで、判断を迫られる場面がたくさんあります。それらを通して考えて判断する力が身に付きます。
例えばまずは、留学に行くかどうか。どこに、何を目的で行くか。これらを自分で選択するところから、始まります。
留学中は家族や友達が近くにいないので、一人で判断を迫られる場面が多くあります。また海外では、日本では考えられないようなことも、たくさん起こります。
そんな言語も文化も違う中で生活をしている内に、判断力が養われます。
私は16歳(高1)で留学して、自立心を得られました。その後ずっと経験が活きていると感じるので、私自身はみなさんには、特に学生の内に一度は留学をしてほしいと思っています。
利点③ 自信・達成感を得られる
海外に一人で行き生活し、目標に向かって頑張った経験は、その後もずっと残る自信に繋がります。
日本なら簡単にできることも、国や言葉が違うと、できないことだらけです。英語が分からなすぎて、落ち込んだりもします。
そんなカルチャーショックやホームシックを乗り越えて、最後までやりきる達成感は、大きな財産になりますよ。私も留学を乗り越えられて、怖いものがなくなりました!その後の受験や就活、働くことも「自分ならどこに行っても大丈夫だろう」と思えるようになったんです。
利点④ 視野が広がる
留学では「日本の当たり前が、他の国ではそうじゃない」と気づけます。
毎日カルチャーショックの連続なので、自分がそれまで、いかに狭い世界で生きてきたかに気づく機会にもなります。
私が留学をしたときも、本当に小さなことでも驚きっぱなしでした。家に靴で上がるどころか、ベットにも靴であがったり。車生活のアメリカでは、銀行や薬局もドライブスルーがあったり。
これ以外にもびっくりエピソードは数え切れない程あります!
自分基準で考えたらいけないな、色んな世界があるんだな、と身に染みて学びました。
自分の知らなかった世界がどんどん広がるのは、留学だから得られることだと思います。
利点⑤ 柔軟性・対応力がつく
言葉、宗教、文化、習慣など、日本とは違う環境で過ごすには、今までの自分のやり方を変えなくてはいけない場面は、留学中にたくさん出てきます。
どちらが良い悪いではなくて、違う考え方や価値観をまずは知ろうとして受け止めることを、私は留学を通して学びました。そのマインドには、帰国してからも何度も助けられています。同じ日本人同士でも、友達や家族とも、相手に歩み寄ることができるようになりました。
このように、留学すると自分の概念に固執せず、柔軟に物事を受け止めたり、対応する力がつきます!
留学とワーキングホリデーの違い
ワーキングホリデーという言葉もよく耳にしますよね。
留学とワーキングホリデーは内容が異なりますので、2つの違いを説明します!
- 語学学校や現地の学校に通う
- そこで英語や、教科を学ぶことが一番の目的
- ビザ(入国資格)は、学生ビザや留学ビザを取得する
- 現地でバイトやインターン、仕事をする
- 海外で働く経験をするのが一番の目的
- ビザは基本的に就労ビザ
ワーキングホリデーはお金稼ぎでなく、働く経験が目的の人がほとんどです。そのため無給のインターンをする人もいます。
前半の数か月は語学学校に通って、英語力をつけたところで後半はインターンをしてから、帰国する人も大勢います。
ホームステイとは
留学に関連して「ホームステイ」という言葉もよく聞きますよね。
留学中の居住スタイルのことで、現地の家族と一緒に生活をすることです。
なので、「留学中にホームステイする」といったように、留学と同時進行できます。
中には、学校には通わず、海外でホームステイだけ経験するプログラムもあります。
また、ホームステイ以外にも居住方法は、寮やシェアハウスがあります。
どちらも違った良さがあるので、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
留学の種類【期間・形態・年齢】
留学には、①期間 ②形態 ③年齢ごとに様々な種類があります。
一つずつ紹介していきます!
期間
ざっくりと分けると短期と長期の2種類になります。
具体的にどの長さを短期・長期と呼ぶかは、留学団体によっても異なりますが、ここでは一般的なものを紹介します。
- 一般的には、1週間~3か月未満
- 夏休みなどを利用して、より気軽に行ける
- 3か月以上
- 半年~1年や、現地大学に2年~4年通う人も
- 語学上達をより実感しやすい
- 奨学金制度の対象になるものもある
奨学金に関しては、こちらの記事で詳しく説明しています!
形態
留学形態にも種類があります。今回は以下の3つに分けてを紹介します。
②交換留学
③私費留学
こちらも呼び方や定義は、留学会社・団体によって異なります。
トラブルを避けるためにも、詳しくは担当の人に聞いて確認してくださいね!
・語学留学
語学留学では、語学学校に通って英語を学びます。
- クラスメイトは全員留学生
- 英語のレベルによってクラス分け
- 授業はプレゼンテーション/ディスカッション/長文読解など
- TOEIC対策/ビジネスクラスがある語学学校も
- 日本の学校教育とは別に、個人で留学しているため、基本単位は認められない
- 長期で語学留学をする場合は、学校を休学する必要がある
- 学校の夏休み等を利用して、短期で語学留学する人も
- フィリピンは、第二言語として英語が話せる人が多く、語学学校が豊富
- 比較的安く留学ができ、気候や人柄もよく、語学留学先として人気
・交換留学
交換留学は、在籍している日本の高校・大学で単位を「交換」できる留学です。
学校が定めたプログラムを使って留学します。
いくつか特徴があるので、それぞれ説明します!
一般的には、在籍している日本の学校に学費を納めれば、留学先に学費を払わなくて良い
- 現地学生と同じ学校に通う
- 「英語を」学ぶ語学留学とは違い、「英語で」数学や社会を学ぶ
- 交換留学は一年が一般的
- 単位がもらえるため、休学や留年をせず帰国後はそのまま進級できます。
私は、この交換留学を使って大学中に留学し、4年で卒業しました。
・協定留学・協定外留学
「交換留学」の他に、少し仕組みが異なる「協定留学」というものがあります。
協定留学は、在籍する日本の学校が認定している海外の学校です。(名称や詳細は機関によって異なります)
それ以外の学校や、留学会社などを通して自分で選んだものは、協定外留学と呼ぶこともあります。
- 在籍している日本の学校とは別に、留学先にも学費を払う
- そのため「私費留学」と呼ばれることもある
※ただし条件の確認は必須です。
私は公立高校で、この協定外留学をしました。
通っていた日本の高校の提携校ではありませんでしたが、単位をすべて交換してもらえ、留年せずに3年間で卒業できました。
対象年齢
続いて、留学の対象年齢についてです。結論から言うと、年齢制限はありません。
一番多いのは高校生・大学生での留学ですが、小・中学生からできるプログラムや、社会人向けの留学も増えていますよ。
それで思うのは、留学をするのに早すぎることや、遅すぎることはないです。せっかく興味があるのなら、みなさんにもぜひ気軽に経験してほしいです!
留学の行き方
どうしたら留学に行けるのか、留学に行くためのざっくりとした流れを紹介します。
②行き先・期間などを選ぶ
③出発までに必要な手続き&準備をする
① 留学機関に行って、話を聞く
まずは留学機関に行って説明を聞いてみましょう。
その時点では、よく分かっていなくて大丈夫です。
どんな選択肢があるかを知るだけでも、留学のイメージがつきやすくなりますよ。
夢カナ留学では、個人に合わせたオーダーメイドプランを作ってくれます。さらに、業界最安値を保証しているので、どこよりも安く留学に行けます。
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② 行き先・期間を選び、申し込む
留学団体が決まったら、自分の興味や目的に合わせてプログラムを選びます。
ですが、国や学校ごとの違いがあまり分からず、選べずに困る人が多いです。留学が一般的になってきて、選択肢が増えた故の悩みですね。
こちらの記事では、【自分に合った留学先の決め方】を詳しく解説しています!
③ 出発までに必要手続きと準備をする
無事に留学に申し込めたら、出発までは必要な書類を提出したり、持ち物を用意します。
ビザ(外国の滞在許可)の申請や、所定のワクチンを受けたり、専門知識が必要なことですが、みなさんの担当の留学カウンセラーが指示をしてくれます。
(そのためにも、留学機関を通さずに、自力で現地学校と連絡をとって留学するのは、私はおすすめしません。)
パッキングを計画的にすることも大切です。
こちらの記事で、細かい荷造りリストがあるので参考にしてください!
準備段階から留学は始まっています。
2回の留学経験と、留学の指導経験から私が実感しているのは、留学前から頑張って取り組める人は、留学してからも上達が著しいことです。
なので、留学中の時間が充実するかは準備にかかっている、と私は思っています。
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以上が留学に行くまでの、簡単な流れです。
まとめ
今回は留学の基本的な仕組みについて、説明しました。
・ワーキングホリデー:海外で働く経験をするのが目的
・ホームステイ:現地の家族の家で滞在すること
・期間・国・形態など様々な種類の留学がある
留学は、語学が身につくだけでなく、広い視野や受容力、自信も得られます。みなさんにとっても、これからずっと大切にしたい経験になると思います。
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