TOEICでスコアアップをしたいけど、Part2の対策法で悩んでいませんか?
Part2は比較的簡単とはいえ、結構難しい「ひっかけ」も使われています。
特に中級者は満点を取りたいパートですが、問題の特徴を知って、適切に対策すればスコアは上がります!
本記事では、【Part2の出題パターン】【コツ&勉強法】を解説します。
・Part2が難しくて苦手
・Part2の対策法を知りたい
・点数があがるコツを知りたい
正しいやり方を知れば、ちゃんと点数は取れるようになります!
これを読んで、ぜひ次のテストで成果を実感してください。
TOEIC Part2は難しい?
TOEICのPart2は全部で25問あり、質問に対する適切な答えを選ぶ問題です。
英語の長さは短いので難易度は低めな一方、ひねった問題もあるので、難しいと感じる人は多いです。
リスニング1,2難しかったです😅特に2が💦気絶してました…
— Eri@英語コーチ (@kirinerin) May 29, 2022
Part2の問題パターンを押さえれば、聞き取れるようになりますよ!
Part2が聞き取れない原因
Part2がなぜ難しいのか、3つに分けてお伝えします。
- 質問の種類が多い
- 返答の仕方が複雑
- ひっかけがある
質問パターンが多い
- 5W1Hで始まる質問
- それ以外で始まる質問
- Yes/ No疑問文
- Didn’t you ~?否定疑問文
- ~, aren’t you? 付加疑問文
- 普通の肯定文
一つずつ解説していきます!
5W1Hで始まる質問
5W1Hで始まるは、ご存じの通りWhat/ Where/ Who/ Why/ When/ Howです。
シンプルな質問ですが、最初のその一語を聞き逃すと致命的です。
Haveなどで始まる質問
- Have you ~?
- Shall we ~?
- Will you~?
- Have you ~?
- Should we ~?
これらで始まる質問もあります。
Yes/ No疑問文
Are you ~?やIs the meeting ~?などの、Yes/ No疑問文もあります。
Didn’t you ~?否定疑問文
Part2で難しいのが、否定疑問文です。
Didn’t you ~?などの否定形で始まるので、慣れていないと、質問の意味が分かりにくいため、注意しましょう。
~, aren’t you? 付加疑問文
Part2には、付加疑問文も出てきます。
文の最後に, aren’t you?と付ける文です。
普通の肯定文
なんとPart2では、1文目に普通の肯定文が流れることもあります。
発言の意図をよく理解して、返事を選ぶ必要があるので難易度は高いです。
返答の仕方が複雑
「ちゃんと英語は聞き取れるのに、なぜか答えを選ぶのが難しい!」
という人、多いはずです。
その理由は、質問に対して直接的に答えないケースもあるからです。
このTOEIC公式チャンネルでも、
Who’ll pick up Ms. Stevens from the airport?
正解(C) She’s taking a taxi.
これが直接的な答えではないけど、実際にはよくある会話だと、言っていますね。
他にもこんな返答の仕方があります。
Part2返答パターン
- 質問返し
- 間接的な返事
- 主語を略した返事
(A) Didn’t he take a day off today? <質問返し>
(A) I think you just missed it. <間接的な返事>
ひっかけがある
Part2は、選択肢のひっかけパターンが、ある程度決まっています。
Part2のひっかけパターン | |
パターン | 例 |
同音異義語 | WilI you write -? > That’s right. |
発音が似てる語 | Should we hire -? > He didn’t fire her. |
形を変えた語 | Have you discussed -? > The topic of the discussion -. |
関連語 | Did the copier -? >We don’t have enough papers. |
質問文と同じ語を使用 | Is the room -? > We need a room to -. |
上記が含まれている選択肢は、不正解率が高いので注意です。
(A) The meeting is going to happen later.<似た発音ひっかけ>
“letter”と”later”は発音が似ているので、そこで惑わしています。
(A) It’ll start on that date. <関連語ひっかけ>
TOEICのPart2でもひっかけとして頻出する、【英語の同音異義語リスト】はこちらです↓
日本人が間違って覚えている単語も多いので、確認しておきましょう!
Part2解き方のコツ
- 一語目を必ず聞き取る
- 自分が聞き取れない理由を知る
Part2の8割の問題は、文の冒頭が重要です。
5W1HやShould/ Willなどを聞き逃さず、必ず聞き取りましょう。
また、聞き取れない原因を知らないと、自分に合った対策はできません。
英語が聞き取れないは6パターンあります。
また自分が苦手な原因を分析してない人は、こちらで見つけてください!
TOEIC Part2対策
Part2のコツが分かったら、次はそれを実践できるようにしましょう。
ここからは、【教材】と【具体的な勉強法】を紹介します。
Part2おすすめ問題集
Part2の対策におすすめの問題集はこちらです。
- 公式問題集
- 非公式問題集
- Part2特化の問題集
- TOEICアプリ
Part2の対策では、同じ問題を使って、色々な勉強法をしていきます。
なので専用の問題集でなく、テスト全体の模擬問題集でも、効果は出ます!
- 非公式問題集より値段が高い
- 2回分のテストが載ってる
- 解説はシンプルなので上級者向け
すでに持っている人は、こちらの活用用で勉強するのが、おすすめです!
- 公式本より低価格
- 3回分のテストが載っている
- 難易度の表示や、解説が分かりやすい
徹底的に分析して作られているので、非公式問題集でも問題ありません。
解説などもより分かりやすいので、特に初級・中級者は、非公式の方をおすすめします。
- Part1・2を攻略できる
- 解説が分かりやすい
- ネットで一部試し見みできる
- テスト20回分相当の実践問題を収録
- 解説動画が140本あり、初心者も安心
- 最短3分の学習で、スキマ時間活用
- 全ての機能を7日間無料おためしできる
Part2の勉強法
Part2でスコアアップする勉強法は、こちらです。
- ひっかけ探し
- 書き取り
- 音読練習
- TOEICコーチング
対策1 ひっかけ探し
この記事の前半で、Part2のひっかけパターンを解説しました。
聞きながら「この単語は惑わしだ!」と分かると、正答率はぐんとUPします。
そこでまずは、自分の力で【ひっかけを見つける】練習をしましょう。
- 全く同じ語が使われてる
- 同音異義語 (write / right)
- 発音が似てる語(hire, fire)
- 形を変えた語 (discuss→discussion)
- 関連語 (copier, documents)
慣れてくると、すぐにひっかけが分かるようになります!
選択肢のどこにもひっかけがない、シンプルな不正解選択肢もありますよ。
文字を見てひっかけが分かるようになったら、次は聞いて判断しましょう。
難易度は少し上がります。
対策2 書き取り
次はディクテーションと呼ばれる、書き取り練習です。
耳で聞いた英語を、書き取ります。
目的:自分が聞き取れない単語を知る
先生や英語コーチは、この作業をしなくても、あなたが聞き取れていない単語が判断できるので、対策を受けている人は、この練習はしないこともあります。
対策3 音読【重要】
Part2が聞き取れない人が、特にやるべきなのが、音読です。
正しい手順とやり方をすれば、練習した文が、はっきりと聞き取れるようになります。
ゆっくりに聞こえるようになるので、感動しますよ!
ただ、間違ったやり方の人がとても多くて、もったいないので、こちらで1ステップずつ確認しながらやってください。
対策法4 コーチング
「今まで独学で頑張ったけど、なかなかスコアが上がらない」「自分で学習管理を徹底するのは、不安」
このようなケースは多く、TOEIC学習コーチにサポートを受ける人も増えています。
- 英語力を分析してくれる
- 学習計画を自分用に作ってくれる
- 専属コーチがLINE&面談で学習管理
- 成果保証で返金もある(一部の会社は対象外)
TOEICスクール・コーチングについて、こちら比較しています!
まとめ:Part2は特徴を知るのがコツ
今回紹介した【Part2のコツ】【問題集】【対策法】をまとめます。
- 質問パターン【5W1H/否定疑問文/付加疑問文など】
- 回答パターン【質問返し/間接的な返事】
- ひっかけパターン【関連語/発音類似語/同音語など】
一語目は必ず聞き取る
アメリカ英語以外に慣れる