TOEICのイギリス英語が聞き取れない?特徴5つ&スコアUPの対策・教材を解説

TOEICのイギリス英語
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TOEICのリスニングで、イギリス英語が聞き取れず困っていませんか?

実はイギリス英語は、発音もイントネーションも単語も、アメリカ英語と違います。

なので、アメリカ英語に慣れている人ほど、難しいと感じやすいです。

今回は、そんなイギリス英語の特徴を解説します!

この記事はこんな人におすすめ!

  • イギリス英語が聞き取れない
  • アメリカ英語との違いを知りたい
  • TOEICのリスニングが伸び悩んでいる
  • イギリス英語の対策方法を知りたい
TOEICはリスニングが100問もあるので、イギリス英語を強化すれば、スコアがぐんと伸びますよ!
プロフィール
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・TOEIC960点
・元大手英会話スクール講師
・アメリカ留学(高校/大学 計2年)

TOEICのイギリス英語

イギリス英語に苦戦する人は多い!

TOEICのリスニングで、イギリス英語で点を落とす人は多いです。

アメリカ英語とは発音の仕方や、イントネーションも異なるので、”door”のような簡単な単語も、聞き取れなくなってしまうのです。

日本の学校では、基本的にアメリカ英語を使って教えるので、日本人の多くが、イギリス英語に慣れていません。

高得点にはイギリス英語対策が必須!

TOEICのリスニング問題では、4ヵ国(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア)の英語が、交互にバランスよく出題されます。

Part2、3では、二人(二カ国)の会話もあるため、イギリス英語は全部で40問ほどです。

リスニング問題全体の約40%となると、対策の重要性を感じますよね。

  • TOEICスコアが伸び悩んでいる
  • 700点以上を目標にしている

上記どちらかの人は特に、イギリス英語を対策すると高いスコアを取れるようになります。

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私も720点で伸び悩んでいた時期に、イギリス英語を強化し850点を取りました!

イギリス英語の特徴

イギリス英語は全体的に、カタカナ英語の発音に似ています。

なので「日本語っぽくて聞きやすい」と言う人も中にはいます。

一方で、アメリカ英語とだいぶ異なるので「まるで違う言語かのように、聞き取れない」という人も。

まずは敵を知ることから!音声つきで、イギリス英語の特徴を紹介します。

イギリス英語の特徴

  • Rで舌を巻かない
  • Tをしっかり発音する
  • canは「カン」
  • イントネーションが下がる
  • アメリカと違う単語を使う

Rで舌を巻かない

イギリス英語の特徴の一つは、伸ばすRで舌を巻かないことです。

例えば”here”という単語。イギリスとアメリカを聞き比べてみましょう。

(先にイギリス英語で単語&例文、そのあとアメリカ英語が流れます!)

イギリス英語は最後に息が抜けるように「ヒア」。

アメリカ英語は、舌を巻いてrを強く「ヒアrー」と発音していますね。

Tを強く発音する

Tの発音もアメリカとイギリスでは、大きく異なります。

アメリカ英語はTと母音で、ラ行/ダ行の発音になりますが、イギリス英語はTをそのままはっきりと発音します。日本語読みに近いイメージです。

数字の”thirty”を例に見てみましょう。

イギリス英語は「サーティー」、アメリカ英語は「サーリー」のように発音しています。

waterも、イギリスはカタカナ英語に近いです。

聞き比べると、英米の発音の違いがよく分かりますね。

caは「キャ」でなく「カ」

イギリス英語では、”ca”は「キャ」でなく「カ」と発音します。

もちろん”can’t”も同様です。

イギリスは「カーント」、アメリカは「キャアント」と言っていますね。

他にも例えば、“cat”(猫)も「カット」という発音になります。

私たちが良く知る身近な単語ほど、アメリカ発音で定着していて、イギリス発音になるとリスニングで聞き取れないので、要注意です!

イントネーションが下がる

イントネーションも特徴的で、イギリス英語は基本的に語尾や文末が下がります。

日本語もそうですが、アメリカ英語は質問文は最後を上げて聞きます。イギリス英語では、質問文でも最後が下がります。

例文の文末の言い方に注目して、違いを聞いてみましょう。

“please?”の部分のイントネーションが、特に違いますね。

イギリス英語は、このように文末が下がるので、TOEICのリスニングでは質問しているか判断しにくくなります。

言い方が違う単語

イギリス英語は、アメリカと発音が全然違う単語や、そもそも単語自体が違うものもあります。

たくさんありますが、今回はTOEICに頻出する「覚えておくべき単語」の中から紹介します!

Neither

“Neither”(どちらでもない)はTOEICでも頻出する言葉ですが、イギリスとアメリカでは言い方が大きく異なります。

イギリス英語は「ナイザー」、アメリカ英語は「ニーザー」ですね。

director

” i “は、イギリス英語は「アイ」アメリカ英語は「イ」と発音する単語が多いです。

directorという言葉もその一つです。

イギリスは「ダイレクタ」、アメリカは「ディレクター」という音ですね。

assume
“assume”も、TOEICでよく使われます。
少し難しい言葉ですが、supposeと似ていて「~と見なす」「~と推測する」という意味です。
似てはいますが、イギリスの方は「アシュ―ム」アメリカは「アス―ム」と発音しています。
wardrobe
「洋服ダンス」は、イギリスとアメリカで単語自体が違います。
イギリス:wardrobe
アメリカ:closet
特にPart1(写真を見て答える問題)で出る単語なので、覚えましょう!

他にもアメリカ英語と違う単語はたくさんあります!

イギリス単語の一覧はこちら↓

TOEICイギリス英語の対策法

イギリス英語の特徴が分かったら、リスニング点数UPに最も重要なのが、トレーニングをすること!

スコアUPできる人とそうでない人の差は、ここで出ます。

知識を得たからと言って、すぐに聞き取れるようになる訳ではありません。練習して慣れる必要があります。

今回は、TOEIC960点の私がやっていた方法を含めて、効果的な対策法を紹介します。

繰り返しになりますが、TOEICのリスニングは、イギリス英語の割合も多いです。

イギリス英語を強化すれば、40問近くで点数GETが見込めますよ!

音読練習

絶対にやってほしいのが、音読です。

音読練習の効果

  • イギリス英語の特徴を体感できる
  • 発音できる音は、聞き取れるようにもなる
練習を始めると、上手く発音できない箇所がでてくるはずです。発音できない単語こそが、みなさんが聞き取れないものです!
なので、自分がどこで躓くのかも、明確になりますね。
苦手な部分を特に重点的に練習して、発音できるようにすると、聞き取れるようになります。
正しく練習すれば、よく聞こえなかった一文が、10分後にはっきり聞こえるように!

イギリス英語対策におすすめの教材

ENGLISHジャーナル
TOEICのリスニング対策におすすめの教材は「ENGLISHジャーナル」という、英語学習者向けの月刊誌です。
訳や解説もとても分かりやすく、音読練習がしやすいのがポイントです。
2022年12月号では、イギリス英語をメインに取り上げています!
(2023年1月号をもって休刊していますが、過去の本はネットや書店で購入できます。)
発行月によって、アメリカ/イギリス/オーストラリア英語を扱っています。
筆者アイコン
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私はこれでイギリス英語の音読練習をして、80点アップしました!

TOEIC公式問題集
公式問題集も、音読練習に使えます。
実際に問題を解いて、不正解だったものを重点的に練習できるのがメリットです。

「公式問題集って買うべき?」「高いけど買う価値はある?」と疑問な人は、この【問題集活用法】を参考にしてください!

イギリス英語が学べるスクール

イギリス人と英会話をするのも、聞き取れるようになる効果的な方法です。

イギリス英語に触れる量・時間が多いので、レッスンを重ねる内に、耳が慣れていきます。

気づいたらリスニング力が上がっているので、多くの人が、以前より聞き取れていることすら気づきません。

英会話レッスンは、それくらい自然に上達できる、対策法です。

英会話スクールはたくさんありますが、どこでもイギリス人講師がいる訳ではありません。

下の記事で、イギリス人講師のレッスンが受けられる、オンライン英会話おすすめTOP5を比較&厳選しました!

(TOEICリスニングで出る、アメリカ・オーストラリア・カナダの講師もいるスクールも載せています)

まとめ

イギリス英語が聞き取れない理由は、アメリカ英語とは、発音やイントネーション、単語自体も異なるからです。

TOEICのリスニング問題では、イギリス英語は約40問出るので、対策ればスコアアップに繋がります!

効果的なのは、音読練習!
ただ読むのではなく、適切な手順と教材なら、イギリス英語が聞き取れるようになります。

イギリス人講師の英会話レッスンを受けるのも、おすすめですよ。

みなさんも対策をしてスコアアップを成功させましょう!

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